Mac Safariのキャッシュを無効にする方法

Mac Safariのキャッシュを一時的に無効化する方法を紹介。

“一時的に“無効化」と書いたのは、Safari 11以降ではキャッシュを完全に無効にすることはできず、キャッシュを止めるには「Webインスペクタ」を常に開いた状態にする必要があるためだ。

Safariのキャッシュ一時的無効化方法

1. Safariの開発者メニューをオンにする

まず、Safariの設定を開こう。

設定を開いたら「詳細①」タブに移動し、一番下にある「メニューバーに”開発”メニューを表示②」にチェックする。

2. Webインスペクタを開く

Safariのメニューバーに「開発」という項目が表示されるのでクリック。

プルダウンメニューから「Webインスペクタを表示」をクリック。

3. ネットワークタブでキャッシュを無効化する

Webインスペクタを表示すると以下のようなソース画面が表示されるはずだ。

続いてWebインスペクタのタブ一覧から「ネットワーク」のタブをクリック。

ネットワークタブを開いたら「キャッシュを無効にする」にチェックを入れよう。

これで、この「Webインスペクタ」を開いた状態が維持されている限りキャッシュが無効になる(タブごとにWebインスペクタを開く必要あり)。

まとめ

Safariのキャッシュは、Safari 10まではSafariの「開発」メニューからワンクリックで完全に無効化できたが、Safari 11以降ではキャッシュを無効にするには「Webインスペクタ」を開いた状態を維持しなければならないため、非常に不便なものとなってしまった。

海外でもこの変更は混乱を生んでいるようなので、将来的なアップデートで改善されることを願う。