![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2023/07/ss271.jpg)
ターミナルを使用して現在使用中のmacOSの音量(出力・入力・通知音量)を数値で取得・設定する方法を紹介。
本記事の方法はAirPodsなどのBluetoothイヤホン使用時も有効。
なお、ミュートのオン・オフもターミナルで実行可能だが、ミュートのオン・オフに関してはターミナルで実行するより普通にキーボードショートカットを使用する方が早いため省いている。
Macの音量を数値で取得・設定するターミナルコマンド
![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2022/08/Terminalbigsur1.png)
現在の入出力・通知音量を取得
現在のMacの入出力・通知音量を取得するコマンドは下記。
osascript -e 'get volume settings'
![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2023/07/ss272.jpg)
上記コマンドを実行すると画像のように現在の入出力・通知音量・ミュートの状態が表示される。
画像では出力音量75、入力音量0、通知音74、ミュートはオフであることがわかる。
出力音量を数値で設定
出力音量を数値で設定するコマンドは下記。
osascript -e "set volume output volume 0から100の間で音量を指定"
![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2023/07/ss268.jpg)
画像では出力音量を80に設定している。
入力音量を数値で設定
入力音量を数値で設定するコマンドは下記。
osascript -e "set volume input volume 0から100の間で音量を指定"
![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2023/07/ss270.jpg)
画像では入力音量を50に設定している。
通知音量を数値で設定
通知音量を数値で設定するコマンドは下記。
osascript -e "set volume alert volume 0から100の間で音量を指定"
![](https://infornography.blue/wp-content/uploads/2023/07/ss269.jpg)
画像では通知音量を75に設定している。
まとめ
macOSではシステム設定などのGUIでは音量が数値で表示されないため、現在の音量を数値で把握・設定する方法を覚えておくと便利だ。