Macの音量を数値で取得・設定する方法

ターミナルを使用して現在使用中のmacOSの音量(出力・入力・通知音量)を数値で取得・設定する方法を紹介。

本記事の方法はAirPodsなどのBluetoothイヤホン使用時も有効。

なお、ミュートのオン・オフもターミナルで実行可能だが、ミュートのオン・オフに関してはターミナルで実行するより普通にキーボードショートカットを使用する方が早いため省いている。

Macの音量を数値で取得・設定するターミナルコマンド

現在の入出力・通知音量を取得

現在のMacの入出力・通知音量を取得するコマンドは下記。

osascript -e 'get volume settings'

上記コマンドを実行すると画像のように現在の入出力・通知音量・ミュートの状態が表示される。

画像では出力音量75、入力音量0、通知音74、ミュートはオフであることがわかる。

出力音量を数値で設定

出力音量を数値で設定するコマンドは下記。

osascript -e "set volume output volume 0から100の間で音量を指定" 

画像では出力音量を80に設定している。

入力音量を数値で設定

入力音量を数値で設定するコマンドは下記。

osascript -e "set volume input volume 0から100の間で音量を指定" 

画像では入力音量を50に設定している。

通知音量を数値で設定

通知音量を数値で設定するコマンドは下記。

osascript -e "set volume alert volume 0から100の間で音量を指定"

画像では通知音量を75に設定している。

まとめ

macOSではシステム設定などのGUIでは音量が数値で表示されないため、現在の音量を数値で把握・設定する方法を覚えておくと便利だ。