PS5のCE-108255-1エラーを回避した話

PS5ユーザーなら一度は聞いたことがあるかもしれない有名なエラーとしてゲーム中にCE-108255-1エラーでゲームがクラッシュするというものがある。

僕はPS5を所有して丸2年経つが、1年ほど前からこのエラーが頻発するようになった。結論から言えばこのエラーに関して完全に解決したわけではないが、PS5のゲームを拡張NVME SSDに移動させるという方法で回避することに成功した。

なお、このエラーはSONYのサポートサイトにも載っているが、サポートサイトの対処法を試してもほぼ解決しないと思われる(初期化まで行ったが僕の場合は全く意味がなかった)。

そもそもどういう時にエラーが発生していたのか

このエラーが発生する時は大抵の場合、PS4ではなくPS5ゲームで遊んでいる時であり、1時間正常にゲームが出来ることもあれば5分でエラーが発生してゲームが落ちることもあった。いずれにしろ数時間遊ぶと確実にエラーが発生するという状況だ。

また、僕の場合はエラーだけではなくPS5ゲームを遊んでいると何の前触れもなくPS5の本体ごと電源が落ちるという現象も2回ほど経験している

拡張NVME SSDにPS5ゲームを移すことでほぼ解消

色々調べた結果、このCE-108255-1エラーはPS5本体のSSDに起因するらしいということがわかったので、試しにPS5のゲームを増設した拡張NVME SSD(Western Digital SN850)に移して遊んだところ、全てのPS5ゲームでCE-108255-1エラーが発生する頻度は激減した。

もちろん、完全に解決したわけではなく、時折CE-108255-1エラーで落ちることもあるが、100時間遊んで1回落ちるかどうかの頻度なので以前の状況に比べたらずっとマシになった。電源が落ちるという問題に至っては拡張NVME SSDにゲームを移してから一度も発生していない。

拡張NVME SSDにゲームを移すことでエラーが解決するということはやはりこの問題はSSDに起因するものなのだろう。

本来であればPS5をSONYリペアセンターに送って修理するのが望ましいのだろうが、今のところ拡張NVME SSDにて快適にPS5ゲームを遊べているので騙し騙し使っていこうかと思っている。

補足:PS4ゲームについて

PS5ゲームについてはほぼ問題は解決したが、別の問題としてPS4ゲームを拡張NVME SSDに入れて遊んでいると同様にCE-108255-1エラーが発生することがある。本体のSSDにPS5ゲームを入れて遊んでいた時ほどの頻度ではないが、どうもPS4ゲームはPS5ゲームと違って拡張NVME SSDと相性が悪いようだ。

逆にPS4ゲームをPS5本体のSSDに入れて遊んでもCE-108255-1エラーはほぼ起こらない。

結果として僕のPS5は拡張NVME SSDにPS5ゲームを入れれば問題が発生せず、逆にPS4ゲームを拡張NVME SSDに入れるとCE-108255-1エラーが発生し、本体のSSDにPS4ゲームを入れるとエラーが起こらないという複雑な状況になってしまっている。

CE-108255-1が頻発したら修理推奨

僕は修理に出すのも面倒なので拡張NVME SSDにPS5ゲームを入れて遊んでいるが、前述のように本来であればこのエラーが頻発したら修理に出すのが望ましい。

もし修理に出すのが億劫だったり、修理に出しても再現性がないと言われて送り返された場合は拡張NVME SSD(PCI-E Gen4必須)を購入し、そちらにPS5ゲームを入れて遊んでみるといいかもしれない。ただ、PCI-E Gen4のNVME SSDは高品質な物だと1TBで価格が2万円前後と決して安くはないため注意してほしい。