Wikipediaの出典等の注意表示を消し去る方法

こういった出典に関する注意表示などをまるごと消す

Wikipediaの「この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です」、「この記事には複数の問題があります」などの注意表示(警告表示)をPC/Mac/スマホでまとめて消し去る方法を紹介する。

Wikipediaはそもそも誰でも編集できる時点で中立性などは存在せず、特に日本語版Wikipediaの情報は編集合戦などが多く、わざわざ注意表示などしなくてもWikipediaの情報が必ずしも信頼に値するわけではないことはユーザーは百も承知だと思う。

なお、Wikipedia及び母体であるWikimedia(ウィキメディア)財団の運営を妨害する意図はない。

また、Wikipediaを完全に否定しているわけではなく、ボランティアで真面目に編集をしてくださる方々にはとても感謝している。

ちなみにこの方法は下記記事の「Twitterのトレンドを非表示にする方法」と全く同じ手順である。

PC/スマホのWeb版Twitterからおすすめ・ニュース・トレンドを非表示にする

Wikipediaの出典等の注意表示を消し去る手順

1. AdGuardやuBlock Originなどのコンテンツブロッカーをダウンロード

まずPC/Mac/スマホでAdGuardやuBlock Originなどの無料コンテンツブロッカーをダウンロードする。

PC/Mac
スマホ

2. ユーザールールにコードを追加

PC/Mac/スマホのAdGuardの「ユーザールール」を開き下記コードをコピペして保存する。

なお、Safari版のAdGuardの場合はSafariからではなくメニューバーのAdGuardアイコンの「設定」から設定画面を表示して「ユーザールール」を開こう。

PC/Macはこのコードをコピペ
ja.wikipedia.org##[class*="plainlinks"]
スマホはこのコードをコピペ
ja.m.wikipedia.org##[class*="plainlinks"]

スマホ版AdGuardの場合、「設定」>「Safariでブロック」>「ユーザールール」の順にタップして「ルールを追加」ボタンをタップして「ルール」の欄に前述のコードをコピペして「追加」ボタンをタップしよう。

PC/Mac/スマホでコードを保存・追加したらWikipediaを開き、出典の明記情報や注意情報などが消えていたら成功。

なお、前述のコードにより「加筆要望」などの項目も消えてしまうが、Wikipediaの各項目ごとにどれを消してどれを残すかを指定するとコードが長くなるため、本記事では前述のコード一行でまとめて消す方法を取っている。

3. 一時的に表示する場合

あまり機会はないかもしれないが、Mac Safariで一時的に前述のコードの効果を無効にするにはリロードボタンを右クリックして「コンテンツブロッカーなしで再読み込み」をクリック。

iPhoneのSafariであればアドレスバーの「aA」をタップして「コンテンツブロッカーをオフにする」をタップする。

4. 構文の応用

前述のコードはCSSとHTMLの知識が多少あれば自分でWebサイト内の記述を好みに応じて消去することが可能だ。

ja.wikipedia.org##[class*="plainlinks"]

上記のコードではWebサイト(ドメイン)がja.wikipedia.orgの場合にCSSのクラス名に「plainlinks」という文字列が含まれている際にその部分を消去するように指定している。

Wikipediaの「出典が不十分」などの表示は全て「plainlinks」というクラス名を用いているため、前述のコードでWikipediaの注意表示を全て消すことが可能になる。

もし「出典の注意表示」だけを消したい場合、Wikipediaの出典関係の注意表示のクラスには「出典の明記」という文字列が必ず含まれるため、下記のようなコードになる。

ja.wikipedia.org##[class*="出典の明記"]

ブラウザの開発モードなどを使用してHTMLのソースを表示し、消去したいクラス名を把握すれば前述のコードを応用して様々な表示を消すことが可能だ。

Wikipediaの問題点

冒頭でも書いたようにボランティアで真面目にWikipediaを編集してくださる方々にはとても感謝しているし、Wikipediaの情報が役に立つことももちろんある(当ブログでも参考としてWikipediaへのリンクを掲載することもある)。

僕は過去にWikipediaにアカウント登録し、記事の編集を積極的にやっていたことがあるため編集作業の大変さはよくわかっている。

ただ、日本語版Wikipediaはとにかく「出典が不十分」という注意表示が出る記事が多い上、耳目が集まりやすい項目は編集合戦も他言語に比べて発生しやすく、そういった注意表示はユーザーにある種の不快感も抱かせることになっている。

Wikipediaの一番の問題点は誰でも編集できる故に情報の信頼性は担保されないのにGoogleやSiri(Siriによる提案)などがトップサイトとしてWikipediaを表示するため、ユーザーが「Wikipediaの情報は正しいのだ」と誤解しやすくなっている点だ。

Wikipedia編集者の中には記事を私物化する人(他人による編集が行われると勝手に修正する、他人による編集を認めない)、耳目が集まりやすい記事を荒らして周る人などもいるため、Wikipediaは「誰でも編集できる故の弱さ」も目に付く。

Wikipediaは文体が百科事典のようであるため、つい正しい情報が書いてあるように思えるが「あくまで参考」として利用し「百科事典とは程遠いもの」だと認識して閲覧するのが良いかと思う。