OCCULTIC;NINEアニメ

先日ゲーム版をクリアしたオカルティック・ナインのアニメ版をAmazonプライムビデオで一気見で全話視聴した。

ゲーム版をプレイしてからアニメ版を見るというのはゲーム版の発売日を考えると逆の順番なのだが、個人的にゲーム版より遥かに面白かった。

ゲーム版のレビューに書かれていた通り、アニメ版のオカルティック・ナインはゲーム版とほとんどストーリーや展開の流れが同じで、むしろアニメ版の方がテンポもいいし、明かされる謎もゲーム版より多く、一体ゲーム版が何のために存在しているのかわからないほどだった。

ただ、クライマックスの盛り上がりについてはゲーム版の方が心情描写がしっかりしていて、ラストについてもゲーム版の方が後味はいい。

アニメ版のラストは尺の関係なのだろうが、非常にあっさりとした終わり方だったので、この点ではゲーム版に軍配が上がる。

とはいえ、アニメ版がゲーム版より優れていることに変わりはなく、アニメ版を見た人がゲーム版をプレイする理由は全くないと言っていいと思う。

これではゲーム版をプレイして怒る人がいるのも無理はない。

それにしても僕がアニメを一気見するのは随分と久しぶりだ。

5pbや志倉千代丸の作品のアニメはSteins;Gateが有名で評価も高いのだが個人的には5pb・志倉千代丸の作品のアニメではこのオカルティック・ナインが一番面白かったように思う。

キャラクターも魅力的だし、ストーリーもぶっ飛んだ設定でありながら説得力を持たせる描き方をしているので、すとんと頭に入ってくる。

無論オカルティック・ナインの原作はライトノベルなので、アニメ版でも明らかにならない謎はかなりあるのだが、それでもワンクールの一つのアニメ作品としてオカルティック・ナインはよく出来ている。

(オーバーラップ文庫)志倉千代丸 (著), pako (イラスト)

これは僕個人の印象だが原作がゲームの媒体をアニメ化するより、ライトノベルやマンガなどの媒体の方がアニメ化した際に面白くなることが多いように思う。

今作のようにライトノベルやアニメが先にあって、そこからゲーム化した場合はどうしてもライトノベルやアニメのテンポの良さを超えられないように感じる。

アニメ版を見て俄然原作に興味が湧いてきたので、暇と金銭的余裕が出来たら原作を既刊全巻を大人買いして読んでみようかと思う。