Crystal Armor Fussoガラスコーティングの概要と使い方

僕はスマホやタブレットには保護フィルムは一切付けないことにしているが、そのままでは指の滑りが悪いので、スマホやタブレットのガラス面に塗布するアピロス製のコーティング剤”Crystal Armor Fusso”を愛用している。

こういったコーティング剤は家電量販点でもガラスフィルムコーナーの隅に数個置かれているのみで、あまり知名度は高くないのだが僕個人としては非常に有用だと思っている。

今回はCrystal Armor FussoのTablet PC用を実際にiPad Air 2019に塗布してみたので商品の概要と使い方を紹介する。

なお、今回使用したCrystal Armor Fussoの他に配合成分を改良して撥油性がアップした物や塗布用のペン状のボトルが付属した製品など、様々なバリエーションのFussoが存在するが、アピロス製であれば効果や使い方などは大きく変わらない。

また、今回の記事執筆に当たって別にアピロスからサンプルキットをもらったりスポンサーになってもらったわけではなく、使用したCrystal Armor Fussoは僕が横浜ヨドバシカメラ地下1階で自腹で購入したものである。

Crystal Armor Fussoとは?

そもそもCrystal Armor Fussoとは長期使用で撥油コーティングが劣化したガラスフィルムやスマホのガラス面に塗布するためのコーティング剤で、平たく言うなら指の滑りや防指紋性を高めるためのメンテナンスキットだ。

誤解されることがあるが、このコーティング剤は”ガラス面の保護ではなく劣化したガラスフィルムやガラス面の撥油性を復活させる”ためのものなので、Crystal Armor Fussoを塗ったからと言って傷が付きにくくなったり、ガラスが割れにくくなったりするわけではない。

ただ、ガラス面の保護にはならなくても、その撥油性の効果は抜群で、裸の状態のスマホやタブレットの画面ならそれらが例え新品でも指の滑りがアップする。

逆に高度にコーティングが施された新品のガラスフィルムなどを既に貼っている場合は本製品の効果が発揮されにくいので注意だ。

コーティング剥がれにも最適

この製品はコーティングの劣化だけでなく、摩擦やスマホメーカーの不備によりコーティングが剥がれてしまったガラス面のコーティングにも有効だ。

以前iPhone Xを落として割ってしまった際、Apple Careで新品交換となったのだが、交換品のiPhone Xのコーティングが恐らくApple側のミスで一部剥がれてしまっていた。

コーティングが剥がれたガラス部分はは明らかに指の滑りが悪く、指紋も簡単には拭き取れない状態で困っていたのだが、この製品を塗布することで他のガラス面と遜色ないほどまでにコーティングが復活した。

実際にiPad Air 2019に使用してみる

では実際にiPad Air 2019のガラス面に塗布してみよう。

なお、iPad Air 2019にはこれまでいかなる保護フィルムもコーティング剤も使用していない。

また、本製品は塗布後8〜12時間、塗布したスマホやタブレットを放置しておく必要があり、その間はスマホやタブレットを使用出来ないので、夜寝る前に作業するのがおすすめだ。

コーティング剤を30〜40滴画面に垂らす

画面にコーティング剤を垂らしすぐに引き伸ばす

埃や指紋をあらかじめ拭いて画面を綺麗な状態にしたiPadに本製品を30〜40滴垂らし、乾かない内に液体を引き伸ばす、という作業を数回繰り返す。

本製品は極めて揮発性が高いので、すぐに引き伸ばさないと乾いてしまうため注意。

ちなみにスマホの場合、受話口に液体が入ってしまうことがあるが、本製品は機械類に付着しても影響が出ないように製造されているようなので、それほど心配する必要はない。

液体がスマホなどに入ってしまうのが心配な場合は、受話口にテープなどを貼ってマスキングしておくのがいいだろう。

なお、引き伸ばす際はティッシュやクロスなどの水分を吸い込んでしまうものより、プラスチックの紙状あるいはカード状の物を使用した方がいい。

僕は毎回本製品が入っている包装ビニールを使って引き伸ばしている。

場合によっては直接指で引き伸ばしてしまっても構わない。

塗布後12時間放置

作業を繰り返していると写真のような跡が残るが正常なので安心していい

液体を垂らして引き延ばすという作業を数回繰り返すと、写真のように画面に線状の跡が残るが、この線状の跡は正常な反応なので気にしなくていいい。

あとはコーティング剤とガラス面が結合するまで8〜12時間程度放置しよう。

なお、8〜12時間放置するまでは画面には一切触らず、線状の跡もそのままにしておこう。

8〜12時間経ったら画面を拭いて完了

塗布して12時間後

8〜12時間経ったらクロスなどで画面の線状の跡をよく拭き取り作業は完了。

線状の跡は綺麗に拭き取ることが出来る

見かけに変化はないものの、実際に画面を指で触ってみると、人によって感じる程度は違うだろうが指の滑りがいつもと違うことがわかると思う。

なお、製造元のアピロスはこれらの一連の塗布作業を連日、複数回繰り返すことにより効果がアップすると謳っている。

まとめ

以上、ざっくりとCrystal Armor Fussoとその使い方について説明したが、本製品はガラスコーティング剤の中でも価格が手ごろで、ネットにもそれなりの数のレビューがあるので安心して使用出来る製品だと思う。

中には「効果が感じられない」と言った意見もあるが、本製品はあくまで劣化したガラスフィルムや、スマホやタブレット画面の撥油製を良くするためのものであり、最初から綿密なコーティングが施されたガラスフィルムなどの上に本製品を使用してもあまり意味はない。

本製品の効果が高いのは”劣化したガラスフィルム”あるいは”裸の状態のスマホやタブレットの画面”ということを意識しておいてほしい。

また、それらの効果も劇的というほどの変化ではないため、人によっては「前と変わらない」という印象を持つ人もいるだろう。

なお、本製品の効果は約3ヶ月で徐々に劣化していくと説明されているが、僕の印象としては例え1年経っても「効果が劣化した」と実感したことはない。

コーティングが剥がれたiPhone Xに塗布して1年経っているが、依然としてiPhone Xの撥油性は健在である。

「最近ガラスフィルムの滑りが悪くなってきた」「保護フィルムを付けるのは嫌だけれど、スマホやタブレットの撥油性を少しでも良くしたい」という人は使用してみるのもありではないだろうか。