Pixel 6をAndroid 13にしてみた

サブ機として使用しているPixel 6をリリースされたばかりのAndroid 13にアップデートしてみた。

グーグルのスマホ「Pixel」シリーズ、Android 13で数多くの不具合を修正」という記事を読んで、僕としてはPixel 6が抱える複数の不具合が解決されることを望んでアップデートを行ったが、結果としてAndroid 13にして数時間で「ロック画面で固まる」、「バッテリーが異常な速度で減っていく」などの不具合に遭遇し、Pixel 6をメイン端末として運用していくという選択肢は潰えたままとなった。

Android 13自体の変更点はUIも含めて小粒であり「メジャーアップデート」という感じはあまりしないのだが、ロック画面で再生中のYouTube動画のサムネイルカードが表示されるようになったりと、割と気に入った変更もあった。

Android 13ではロック画面に再生中のYouTube動画のサムネイルが表示されるようになった

YouTubeで動画をながら再生することが多い僕としてはロック画面で今どのような動画を再生しているのかサムネイルカードで一目でわかるのは便利だ。

Android 12で登場したデザインランゲージの「Material You」のテーマアイコン(ベータ)を有効にするとメッセージアプリのアイコンのデザインがオフセンターになってしまう不具合は発見したが、テーマアイコンはベータであるし、メッセージアプリの機能に影響するわけではないのでさほど気にするものでもないだろう。

Material Youのテーマアイコンを有効にするとメッセージアプリのアイコンがオフセンターに(画像左)

それにしてもPixel 6の不具合は一体いつになったら解決するのだろうか。国内外の動向を調べてみた限りPixel 6の数々の不具合に悩まされているのは僕だけではなく、一定数以上のユーザーが影響を被っているのだからGoogleには真摯に対応してほしい。

僕はiPhoneを使っているが特にAppleやiPhoneに愛着を持っているわけではなく、優れた端末であればAndroid機であってもメイン端末として使うことはやぶさかではないが、Google純正のスマートフォンであるPixelシリーズがこんな調子ではAndroidをメインとして使っていくことは正直できないと感じている。

もちろん不具合が起きているのは一部だけで多くのユーザーは満足して使っているというのも事実だと思うし、「全く何の不満もなく使用している」というユーザーの意見を否定するつもりもないが、一定数以上のユーザーに不具合の影響が出ているという時点で製品としては失敗していると僕は思う。