写真に写るオーブ

先月とある美術館敷地内で撮った写真を見返していたら、俗に言う”オーブ”が写っていた。

オーブとは写真に写りこむ”光の玉のようなもの”を指し、オカルト界隈では”霊魂””鬼火”に結び付けられることが多いが、実際には”空気中の水分に光が反射したもの”とされる。

ただ、僕は過去にもオーブが写った写真を何枚か撮ったことがあるが、いずれもいわゆる”心霊スポット”と呼ばれる場所で撮ったもので、それ以外の場所でオーブが写った写真は今回の1枚だけだ。

本当に空気中の水分に光が反射したものがオーブの正体だとすれば、湿度が高い夏季や雨の日に撮った写真にも写っていいものだが、オーブ写真は僕は数えるほどしか撮ったことがない。

今までに2万枚近く写真を撮って、オーブが写ったのは6枚だけである。

故に、”オーブ”と呼ばれる現象は本当にオカルト的なものなのではないか?というのが僕の持論だ。

もちろん、水分ではなく埃や虫に光が反射したといったように、いくらでも科学的に説明を付けることは可能だ。

ただ、経験則から言ってオーブというのは頻繁に写り込むものではなく、多くのオーブの写真は曰く付きの場所で撮れることが多いため、何らかの超自然的なもものだと僕は考えている。

だって科学的に説明を付けるより、その方がロマンがあるではないか。

しかしこの美術館は別に曰く付きの場所というわけではないので、今回のオーブの写真は謎だ。

まあ本当に霊魂が実在するのだとしたら、曰く付きの場所ではなくてもそこら中を飛び回っていておかしくはないのだが。

昔聞いたことがあるが、プロの写真家でも説明のつかない奇妙な写真を撮ることはあると言う。

写真というのは真実を写すと書く。

そこには人間の目には見えない何かを捉える力が存在するのかもしれない。