横浜ランドマークタワー

横浜市 ランドマークタワー

本を買いに横浜に出かけたら僕の欲しかった全ての本がことごとく品切れだった。

頭に来た僕はすぐさまiPhoneを取り出し、電子書籍版を注文したあと、横浜まで来た意味を作るために血迷ってランドマークタワーに登ってしまった。

そもそも最初から電子書籍版を買えばよかったのだが、僕はどうしても紙の本が欲しかったのだ。

しかし、今回の一件でわかった。紙の本は買いに出かける手間、探す手間、売り切れのリスクなど、僕にとっては電子書籍よりデメリットが大きい。

Amazonなどで注文するにしても、受け取るという手間がある以上、購入ボタンを押したら即座にダウンロード出来て閲覧できる電子書籍に軍配が上がる。

今読んでいる最中の本は紙のままで仕方ないが、今後購入する本は電子書籍版があればそちらを優先しようと強く誓った。

それにしても横浜ランドマークタワーに登ることになるとは思わなかった。

一体僕は何をやっているのだろう?

ランドマークタワーは横浜に来れば嫌でも目にする超高層ビルだが、実際に中に入って登るのは2009年以来ちょうど10年ぶりだ。

平日の昼間に大の男が一人でランドマークタワーに登るというのは滑稽極まりないが、まあ壮大な景色が見れたので良しとしよう。

本を予定通り購入出来ていれば登ることはなかったので、本が売り切れだったおかげで貴重な経験をしたといえばそうなのだが、交通費を考えるとかなりの痛手だ。

書店が数えきれないほどある大都市の横浜で目当ての本が一冊も買えないとは予想外だった。

結局のところ、音楽にしろゲームにしろ本にしろ、デジタルデータに変換可能な媒体は電子版が最終的に利便性で勝るのだ。

音楽はiTunes、ゲームはDL版、本は電子書籍。

それぞれにデメリットがあろうとも、利便性を考えると電子版というのは究極の媒体なのだ。

そびえ立つ摩天楼を眺めながら、そんなことを心に誓った一日だった。