Retina Macでスクリーンショットを1倍サイズで保存する方法(サードパーティーアプリ不要)

通常Retina Macや4Kモニターなどで擬似解像度を利用している場合はスクリーンショットを撮影するとその擬似解像度の2倍のサイズで保存されてしまう

例えば管理人は擬似解像度「3008x1692」を利用しているため、画面全体のスクリーンショットを保存した際は2倍の「6016x3384」という極端に巨大なサイズになる。

スクリーンショットを1倍で保存出来る有料アプリ($5)として「RetinaCapture」が存在するが、長らく更新されていないため最新のmacOS Big Surなどでは正常に動作しない可能性がある。

ここではサードパーティーアプリを用いずにスクリーンショットを1倍サイズで保存する方法を紹介。

スクリーンショットを1倍サイズで保存する手順

1. Automatorを起動

まずmacOSにデフォルトで用意されているAutomatorを起動しよう。

Automatorを起動したら「新規書類」をクリック。

続いて「フォルダアクション」をクリックして右下の「選択」をクリック。

2. 「Finder項目にフィルタを適用」のアクションを追加

上記画面が開いたら左パネルから「ファイルとフォルダ(①)」をクリックし、「Finder項目にフィルタを適用(②)」のアクションを右のエリアにドラッグしてワークフローに追加する(③)。

3. スクリーンショット保存先フォルダを指定

続いて画面右上の「フォルダを選択」をクリックして「その他」をクリックし、普段スクリーンショットを保存しているフォルダを選択しよう。

管理人は普段「SS Extra Large」というフォルダにスクリーンショットを保存しているので上記のようになる。

4. 「Finder項目にフィルタを適用」の条件を設定

続いて「Finder項目にフィルタを適用」のアクションに上記のように「”名前””スクリーンショット””始まる”」と条件を設定しよう。

5. 「イメージのサイズを変更」のアクションを追加

続いて左パネルから「写真(①)」をクリックし「イメージをサイズ調整(②)」のアクションを右のエリアにドラッグして追加する(③)。

なお、この際に下記のようなダイアログが表示される。

「追加」をクリックした場合はオリジナルサイズ(2倍サイズ)のスクリーンショットを残したまま、サイズが1倍のファイルがデフォルトではデスクトップにコピーとして保存されるため、オリジナルサイズのスクリーンショットを残したい場合は「追加」をクリック。

ここでは「追加しない」を選択した。

6. 「イメージのサイズを変更」の条件を設定

続いて「イメージをサイズ調整」のアクションの条件を「比率(パーセント)指定」「50」に設定しよう。

7. ワークフローを保存する

続いてメニューバーの「保存」をクリックしてワークフローを保存しよう。

ここでは「スクリーンショット50%」という名前で保存したが、名前は適当で構わない。

8. スクリーンショット保存先フォルダにフォルダアクションを設定

続いてFinder上でスクリーンショットの保存先フォルダを右クリック。

メニューから「フォルダアクション設定」をクリック。

上記ダイアログが出るので「サービスを実行」をクリック。

上記ウィンドウが出るので先ほどAutomatorで作成したワークフロー名にチェックを付けてオンにする。

9. スクリーンショットが1倍サイズで保存されたことを確認して完了

ここまで来たら適当にスクリーンショットを撮って1倍サイズでスクリーンショットが保存されることを確認しよう。

上記のように1倍サイズでスクリーンショットが保存されていれば完了だ。

なお、アクションの条件次第でスクリーンショットだけではなくフォルダアクションを設定したフォルダに放り込んだ画像ファイルは全て50%のサイズに縮小できるので、例えばスクリーンショットとは関係ない画像ファイルを50%に縮小したい場合にも便利。

元に戻す場合

元の挙動に戻す場合はフォルダアクションを設定したフォルダを右クリックして「フォルダアクション設定」ウィンドウを再度表示させワークフローのチェックを外す。

本記事の方法は「フォルダアクション設定」から簡単にオンオフが可能。

ワークフローそのものを削除したい場合は下記フォルダに移動して当該ワークフローを削除しよう。

~/Library/Workflows/Applications/Folder Actions/

まとめ

何故擬似解像度利用時にスクリーンショットが2倍サイズになるかは下記記事で解説しているが、簡単に言えばmacOSのRetina(擬似解像度)の仕様と言えるため、この挙動自体を変更することは難しいので本記事のトリックを使用すると重宝するはず。

Macで4Kモニターを使用した際のRetina解像度