macOSのquicklookdの役割とQuickLookプラグインの確認方法

先日Macでシステムファイルなどをチェックしていたところ、「quicklookd.app」というアプリケーションを発見したのだが検索してもほとんど情報がなかったため、この「quicklookd.app」について調べたことを解説しておこう。

なお、僕はソフトウェアエンジニアではないため、もし的外れなことを書いていたらご指摘していただけるとありがたい。

quicklookdとは?

QuickLookの中核

quicklookd.appは文字通りQuickLook - クイックルック(サムネイルの表示やファイルを簡易表示をする機能)の中核であり、末尾の「d」はDaemon、つまり「Quick Look Daemon」のことである。

マルウェアなどの怪しいアプリケーションではなく、Macユーザーにお馴染みのQuickLookそのものと考えていい。

なお、quicklookd.appは少なくともmacOS Catalinaにおいては例え手動で起動したとしてもアクティビティモニタでは時間経過で不可視、または終了する。

quicklookd.appへのパス

このquicklookd.appであるが「app」という拡張子は付いているがアプリケーションフォルダではなく以下のフォルダに存在している。

/System/Library/Frameworks/QuickLook.framework/Resources/ quicklookd.app/

また、このフォルダ内には同様にQuickLookの一機能である「qlmanage.app」というアプリケーションも存在している。

qlmanageはターミナルコマンドでQuickLookのキャッシュ削除&再構築の際などに使われるため、知っている人もいるかもしれない。

余談だがQuickLookのキャッシュ削除&再構築は以下のコマンドになる。

qlmanage -r cache
qlmanage -r

quicklookd.appを見つけたら?

管理人の環境ではquicklookd.appはごく一部のファイルのデフォルトアプリケーションとして割り当てられていることを確認している。

ただ、ここで「quicklookd.app」をクリックしてもウィンドウなどは特に開かず何も起こらない。

quicklookd.appを見つけたからといっても特にするべきことはないため、無視して構わないだろう。

QuickLookプラグインなどの導入によってCPU使用率が上がることがある

なお、このquicklookd.appはQuickLook用のプラグインの動作にも重要な役割を果たしているが、プラグインによってはquicklookd.appが常にCPU使用率を食ってしまうことがある。

その場合、下記のコマンドをターミナルで実行してみよう(アクティビティモニタでquicklookdを確認可能な場合、アクティビティモニタからの強制終了でも構わない)。

killall quicklookd

依然として問題が続く場合はQuickLookプラグインを最新版に更新したり、あるいは古すぎるプラグインの場合は削除して改善するか試してみよう。

QuickLookのプラグインのリストアップとインストール先

また、下記のコマンドをターミナルで実行することでQuickLookの全てのプラグインをリストアップ可能だ。

qlmanage -m plugins

コマンドを実行すると膨大な数のプラグインが表示されるが、大半はApple製のプラグインやMicrosoft製ソフトウェアなどのファイルのサポートに必要なプラグインであり、プラグインの数が膨大でも異常ではない。

また、サードパーティーのQuickLookプラグインは下記のフォルダに存在する。

/Library/QuickLook/

このフォルダはほぼサードパーティーのQuickLookプラグイン専用のインストール先であるため、このフォルダをチェックするだけで簡単にサードパーティーのQuickLookプラグインを確認することが可能だ。

まとめ

以上、簡単にではあるがquicklookd.appについてまとめてみた。

国外でもquicklookd.appについては情報が少なく、QuickLook自体はいわば影の立役者的存在なので話題に上がることもないがquicklook.appを見かけても心配するアプリケーションではないと覚えておこう。

また、もしquicklookdのCPU使用率が高い場合は前述のコマンドでプラグインをチェックしてみることをお勧めする。