Mac miniでマイクを使う5通りの方法

Mac mini 2018以降のMac miniには密かにスピーカーが搭載されているのに、マイクは搭載されておらず音声入力端子も存在しないが、Mac miniでもマイクを使う5通りの方法を紹介する。

EarPodsやマイク付きイヤホン/ヘッドフォンやヘッドセットを使う

Mac miniには音声入力端子は存在しないものの、3.5mmジャック(ステレオミニプラグ)が搭載されており、4極型であるため音声入力に対応しているのでここにEarPodsやマイク機能付きイヤホン/ヘッドフォン/ヘッドセットを接続すればマイクを使える。

最も手軽でお金もかからないのはiPhoneに最初から同梱されているEarPodsを使うことだが、iPhone 7以降のEarPods(iPhone付属のイヤホン)はLightning端子であるため、当然のことながらMac miniに差すことは出来ない。

3.5mmジャックをLightningに変換するアダプタはiPhone 7以降(XS/XS Max/XR以降を除く)なら同梱されているし、サードパーティーからもそういったアダプタは多数販売されているが、Lightningを3.5mmジャックに変換するアダプタは数日間に渡って家電量販点やネットの通販サイトを探し回ってみたが存在しないようだ。

そのため、iPhone SEやiPhone 6sまでのiPhoneを使っている人は付属のイヤホンをMac miniに挿せば簡単にマイクを使用できるが、iPhone 7以降のiPhoneしか持っておらず、手持ちに3.5mm EarPodsがない人は、新たに3.5mmのEarPodsやマイク機能付きのイヤホン・ヘッドフォン、あるいはヘッドセットを購入する必要がある。

なお、PS4などのゲーム機を持っているならモノラルではあるがマイク付きイヤホンが付属しているはずなのでそれを使うのも手だろう。

3.5mmジャック4極変換アダプタケーブルを使う

マイク付きイヤホン・ヘッドフォン以外の方法として、上記のような4極変換アダプタケーブルを使用するのも手だ。

Mac miniの3.5mmジャック(ステレオミニプラグ)は4極対応であるため、上記のアダプタケーブルなどで音声出力と音声入力を分離させれば、音声出力端子には好きなイヤホン/ヘッドフォン、音声入力端子には好きなマイクを挿すといったことが出来る。

ちなみに上記のようなサンワサプライ製品では「Macでは使えない」と公式サイトに書いてあるが、使えないのは3〜4年前の古いMac製品であり、最近のMacなら使える。

ただ、接続するマイクによっては相性問題が出る可能性もあるので注意が必要。

実際に僕は上記製品を利用してマイクが使用可能であることを確認しているが、上記製品を使用して正常なマイク接続が出来なかったとしても、責任は取れないので注意してほしい。

また、上記のアダプタケーブルを使用する場合、使用するマイクの端子は4極ではなく3極タイプでないと認識しないので気をつけてほしい(Mac miniに直接挿すのであれば4極でも認識する)。

更にマイクを認識させるためには、音声出力側にもヘッドフォンやイヤホンなどの何らかの再生デバイスが挿さっている必要がある。

マイク付きイヤホン/ヘッドフォンと比べると選択の幅が広がるのがメリットだが、色々と制約が多いのが難点。

USBマイクを使う

4極変換アダプタケーブルなどを使用する以外に独立型のUSBマイクを導入するのも比較的手軽で、更に4極変換アダプタケーブルよりトラブルや制約も少ない。

USBマイクと言ってもドライバのインストールなどは不要で、USB端子に挿すだけなので特別なセットアップは必要ない。

ただ、欠点としてはUSBマイクを使うと当然ながらMac miniのUSBポートが一つ犠牲になること。

AirPodsやBluetoothイヤホン/ヘッドフォンを使う

AirPodsやマイク付きBluetoothイヤホン/ヘッドフォンを持っているならBluetooth接続なので、Mac miniとペアリングすればワイヤレス環境でマイクも使用できる。

ただ、AirPodsはiPhoneなどで使う場合はいいのだが、Macのように長時間作業する環境では3時間程度でバッテリーがなくなるため利便性という面ではケーブルのイヤホンやヘッドフォンには劣る。

このバッテリーの問題は他のBluetoothイヤホン/ヘッドフォンでも同じだ。

作業用BGMを聴きながら作業していたら突然バッテリーがなくなるというのは僕自身も何度も経験した。

また、Mac miniのBluetoothは不安定で僕がMac miniでAirPodsを使用したところ、プチプチ音が飛んだり最悪の場合接続が切れてしまう現象が多発したため安定性という意味でも問題がある。

更にAirPodsやBluetoothイヤホン/ヘッドフォンを1つしか持っていない場合はMacやiPhone・iPad間でそれぞれ使用するデバイスを変えるたびにAirPodsやBluetoothイヤホン/ヘッドフォンを再接続する必要があるため、こういう点でもユーザービリティ的にスマートではないように感じる。

USB-DACを使う

最終的に僕が行き着いた方法はUSB-DACを使うことだった。

多少値は張るが上記のようなマイク入力端子搭載のUSB-DACを購入してUSB端子でMac miniと繋げて、USB-DAC側にイヤホン/ヘッドフォンやマイクを挿せば音声も出力できるしマイクも使える。

僕はPS4の光出力端子をUSB-DACに接続してMacの音とPS4の音を同時に聞きたかったということもあって、USB-DACが僕の使用環境では一番合っていた。

また上記のUSB-DACはUSB端子を一つ搭載しているのでMac miniのUSB端子を使用してもUSB端子が犠牲にならないというのも大きい。

ただ、接続する機器によっては相性などが出る可能性がある他、前述の通り値が張るためマイク入力のためだけにUSB-DACを買うのは大げさかもしれない。

まとめ

Mac miniでマイクを使用する5通りの方法をまとめたが、一番手軽でお金もかからないのはやはり”マイク付きイヤホン””USBマイク”だろう。

僕の使用用途ではUSB-DACが合っていたが、USB-DACはそこそこの値段がするので、既にマイク付きイヤホンを持っているならマイク付きイヤホンを使用し、マイクがないイヤホン/ヘッドフォンしか持っていない場合はUSBマイクがいい。

4極変換アダプタケーブルはMac miniで利用可能であることは確認できたが、色々と制約が多い。

それにしても、なぜMac miniは音質が良くない内蔵スピーカーを搭載しておきながら、音声入力端子が存在しないのか少々疑問に思ってしまう。

内蔵スピーカーを搭載するくらいであれば音声入力端子を用意してほしかったというのが本音だ。