Macの保存・開くパネルのアイコンサイズを変更する方法

macOSの保存・開くパネルのアイコンサイズは固定されていて通常は変更できない

macOSでは通常のFinderウィンドウと違ってアプリケーションの保存・開くパネルのアイコンサイズは固定されているため通常は任意でのアイコンサイズの変更ができないため、本記事ではMacの「保存」や「開く」パネルのアイコンサイズを変更する方法を紹介。

保存・開くパネルのアイコンサイズを変更する手順

1. Xcodeなどのplistファイルを編集できるアプリケーションを用意する

まずXcodeやAtomといったplistファイルを編集できるアプリケーションを用意する(XcodeもAtomも無料)。

本記事ではXcodeを例にして解説していく。

2. com.apple.finder.plistファイルを開く

plistファイルを編集できるアプリケーションを用意したら下記のフォルダに移動する。

~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist

フォルダへ移動したら「com.apple.finder.plist」ファイルをXcodeなどで開く。

もちろんXcodeでなくてもplistファイルを編集できるアプリケーションなら何でも構わない。

3. 表示オプションに応じてアイコンサイズの値を変更する

com.apple.finder.plistファイルを開くと上記のような画面が表示されるはずだ。

ここで重要なのは「FK」から始まり「ViewSettings」という文字列で終わるキーであり、FKから始まりViewSettingsで終わるキーはそれぞれ下記の表示オプションに対応している。

  • FK_StandardViewSettings:ExtendedListViewSettingsV2(カラムビュー)
  • FK_DefaultIconViewSettings(アイコンビュー)
  • FK_DefaultListViewSettings(リストビュー)

それぞれの表示オプション(ビュー)に対応するキーの「iconSize」という値を変更すれば保存・開くパネルのアイコンサイズを変更することができる。

FK_StandardViewSettings:ExtendedListViewSettingsV2
カラムビューのキー
FK_DefaultIconViewSettings
アイコンビューのキー
FK_DefaultListViewSettings
リストビューのキー

もしテキストサイズなども変えたい場合は「textSize」の値も変更しよう。

なお、上記のキーはmacOS Big Sur環境であるためmacOSのバージョンによってキーが変わってくる場合もあるが、FKから始まりViewSettingsで終わる文字列が保存・開くパネルのアイコンサイズやテキストサイズを決定しているのはどのmacOSでも同じのため、FKから始まりViewSettingsで終わる文字列の全ての値を変更してしまうという荒技もある。

管理人が使用している表示オプションはアイコンビューであるため、今回はFK_DefaultIconViewSettingsの「iconSize」の値をデフォルトの64から84に変更してみた。

値を変更する場合は当該項目の数字をダブルクリックしよう。

値を変更したらファイルメニューの保存、もしくはCommand+Sキーのショートカットで変更を保存しよう。

4. Finderを再起動して変更が反映されたら完了

値を変更して保存したらターミナルで下記コマンドを実行してFinderを再起動しよう。

killall Finder

コマンド実行後、何でもいいのでアプリケーションを起動して「保存」パネルや「開く」パネルを開いてみよう。

アイコンサイズ変更前
アイコンサイズ変更後

無事にアイコンサイズが変更されていたら成功だ。

値を間違えるなどしてFinderがおかしくなってしまった場合

前述の方法でアイコンサイズを変更する際に値を間違えるなどしてFinderの動作やアイコンがおかしくなってしまった場合、下記のターミナルコマンドでFinderの設定情報を削除することでmacOSのデフォルトの状態に戻すことが可能だ。

sudo rm ~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist

ただし、上記コマンドを実行すると当然ユーザーが設定した表示オプションなどFinder関連の設定は全てリセットされるため注意。