Safariのトラブル究極解決法。macOSでSafariだけを再インストールする方法

僕が現在使用しているMac mini 2018は1年間macOS Mojaveを利用したのちにmacOS Catalinaへアップデートしたためか、内部にゴミやジャンクファイルが溜まっており、特にSafariにおいて不具合が多発したため最終手段としてSafariのみの再インストールを行った。

ここではMacでmacOSをクリーンインストールすることなくSafariだけを再インストールする方法を紹介する。

Safariだけを再インストールする手順

SafariはmacOSに根付いたアプリケーションであるため、サッとアンインストール・再インストールといったことはできず、少々特殊な手順を踏む必要がある。

ちなみに以下の手順でSafariを再インストールしてもiCloudを利用しているなら履歴やお気に入りはiCloudに保存されているため消えることはない。

万一に備えてTime Machineでバックアップ

Safariの削除はmacOSを使用する上で想定外の行為であるため、作業を始める前に不測の自体に備えてTime Machineなどで必ず現在のMac環境のバックアップを取ろう。

SafariのiCloud設定をオフにする

更にシステム環境設定の「Apple ID(Catalinaの場合)」、もしくは「iCloud(Catalina以前の場合)」の設定を開いてSafariのチェックマークを外してSafariのiCloudをオフにしておこう(キーチェーンはそのままでOK)。

SafariのiCloudをオフにしないとSafariの削除作業に伴いお気に入りや履歴などが全てのデバイスで連動して消えてしまう可能性がある。

SIPを無効にする

バックアップを取り、SafariのiCloudをオフにしたらSafariの削除作業へ入る。

まずSafariを削除するにはmacOSのシステムファイルのプロテクト「System Integrity Protection(SIP)」を無効にする必要があるため、Macを再起動またはシステムを終了させてから起動し、Appleロゴが出るまでCommand+Rキーを押しっぱなしにしてリカバリーモードで起動させる。

自分のアカウントをクリックして「次へ」をクリックして管理者パスワードを入力。

メニューバーの「ユーティリティ」から「ターミナル」をクリックして以下のコマンドを入力してエンターキー。

csrutil disable

英文が出て再起動を促されたらメニューバーのAppleマークをクリックして再起動。

AppCleanerでSafariとSafari関連ファイルを全て削除

Macが起動したらAppCleanerというアプリをダウンロードしてインストール。

有名なアプリであるため既にインストールしている人も多いだろう。

AppCleanerを起動したらまずはメニューバーのAppCleanerから「Preferences」をクリックして設定画面を開き「General」タブの「Protect default OS X apps」をオフにする。

続いてアプリケーションフォルダのSafariをAppCleanerの「Drop your apps here」という画面にドラッグアンドドロップ。

上記のような画面が出るが、最初は全てのファイルが選択されていないためCommand+Aキーを押してSafari及びSafariの関連ファイル全てにチェックをつけて「Remove」をクリックしてSafari及びSafari関連ファイルを全て削除する。

macOSを上書きインストール

SafariとSafari関連のファイルを削除したら再びMacを再起動してCommand+RキーをAppleロゴが出るまで押しっぱなしにしてリカバリーモードに入る。

最初にSIPを無効にした時と同様にターミナルを開いて今度はSIPを有効にするため以下のコマンドを入力してエンターキー。

csrutil enable

コマンドが実行されたらメニューバーのターミナルから「ターミナルを終了」をクリックしてリカバリモードの画面に戻る。

続いて「macOSを再インストール」をクリック。

macOSを再インストールしても上書きインストールするだけなのでユーザーのアプリケーションやファイルは消えないので安心していい。

「Macintosh HD」を選択して「インストール」をクリック。

なお、macOSの上書きインストールは「残り2分」で長時間止まることがあるが待っていればいずれは完了するので、いつまで経っても終わらないからといってMacを強制終了させたりしないようにしよう。

SafariのiCloud設定をオンにして完了

macOSの上書きインストールが終了してデスクトップ画面が表示されたら削除したSafariが復活しているのがわかるはずだ。

これによりSafariだけがMac購入当初のまっさらな状態に戻ったことになる。

なお、Safariを起動する前にシステム環境設定からSafariのiCloud設定をオンにするのを忘れないようにしよう。

冒頭で書いたとおりiCloud設定が有効であれば履歴やお気に入り、場合によっては機能拡張なども自動的に復元される(Safariの環境設定はデフォルトに戻るので再度変更する必要がある)。

Safariが正常に動作するのを確認したら作業完了。

まとめ

SafariはWindowsのInternet ExplorerやEdgeと同様にシステムの深い部分でmacOSとつながっているため、アンインストール・再インストールの手順は少々手間がかかるが、上記の方法であればSafariだけをまっさらな状態に戻すことが可能なため、macOSをクリーンインストールせずにSafariのトラブルを解決する方法として究極の方法と言えると思う。