BetterTouchToolでSafariのタブ一覧表示を無効にする

macOSのSafariにはトラックパッドでピンチイン(ズームアウト)すると開いてるタブの一覧が開くが、予期せずタブ一覧が開いてしまう場合もあるため、ここではSafariのピンチインでタブ一覧を開く機能を無効にする方法を説明する。

トラックパッドの設定でズームを無効にする方法

単純にこの機能を無効にするならトラックパッドの設定で「拡大/縮小」のチェックを外す方法がある。

しかしこの方法ではOSレベルでピンチによるズームが無効になるためmacOSの全てのアプリでズーム機能が使えなくなる。

全くトラックパッドでピンチ操作をしないならいいが、あまり現実的ではない。

BetterTouchToolで無効にする方法

Safariのタブ一覧表示機能はターミナルなどではどうやっても無効に出来ないため、最終的に僕の環境では「BetterTouchTool」という有料アプリでSafariのタブ一覧機能を無効にする方法を取った。

BetterTouchToolはMacユーザーの間では有名であり、Magic Mouse 2やトラックパッド、キーボードなどほぼあらゆる操作にショートカットを任意で追加できるほか、ウィンドウのスナップ機能なども用意されており、ウィンドウ操作やショートカットにおいて他の追随を許さない優秀なアプリだ。

なお、管理人は本アプリを紹介するにあたって一切報酬は受け取っていない。

BetterTouchToolのラインナップ

BetterTouchToolは$7.50のスタンダードライセンス版$21の永久ライセンス版が存在する。

スタンダードライセンス版は2年間最新のアップデートが提供され、2年経過した後はアップデートは受けられなくなるものの、最後にアップデートしたバージョンを永久に使用できる。

永久ライセンス版は文字通り、購入すればBetterTouchToolが存在している限り永久にアップデートが提供される。

また45日間の無料トライアルも存在する。

今回は僕はスタンダードライセンス版を購入した。

BetterTouchToolの購入方法

公式サイトで購入ボタンを押すと上記のような名前と購入するライセンス数の入力画面が出るが、名前は本名でなくても構わない。

決済画面は日本円と日本語に対応している。

メールアドレスを入力して「次へ進む」をクリックしてPayPalなどの決済サービスで購入しよう。

なお、Safariで購入する場合はApple Payにも対応している。

インストールと権限付与

上記ボタンからBetterTouchToolの「LATEST(最新版)」をダウンロードして起動しよう。

なお、前述の通り45日の無料トライアルが提供されているため、購入しなくてもダウンロードや使用は45日間であれば可能である。

プライバシーについての画面が出るので「続行する」をクリックして次へ。

BetterTouchToolにアクセシビリティ権限を与えるよう促されるため、macOSの「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」を開く。

「プライバシー」タブに移動したら左サイドバーから「アクセシビリティ」を選択し、BetterTouchTool.appにチェックをつける。

なお管理人の環境(macOS Catalina 10.15.3)ではBetterTouchToolの設定が保存されない問題が出たため「入力監視」の項目にもBetterTouchTool.appを追加してチェックを付ける必要があった。

ライセンス有効化

なお、BetterTouchToolのライセンスを既に購入している場合はBetterTouchToolを起動した状態で、購入後に送られてくるメールのリンクをクリックすると自動的にBetterTouchToolにライセンスが登録される。

Safariにピンチイントリガーを追加してアクションをなしに設定する

起動すると上記のような画面が出るが、まず画面丈夫のドロップダウンメニューから「トラックパッド」を選択しよう。

続いて左下の+ボタンをクリックして「Safari」を一覧に追加し、「トリガー」から「ピンチイン」を選択してピンチインのトリガーを追加する。

「選択したトリガーに最初の操作を割り当てる」をクリック。

通常アクションはデフォルトで「アクションなし」に設定されるが、念のためドロップダウンメニューをクリックして「補助アクション」のカテゴリから「アクションなし」を選択しておこう。

アクションを指定したらメニューバーの「ファイル」から「変更を保存する」をクリックしよう。

Process Priority Helper Toolをインストール

ここまでの行程であらかた作業は完了であるが、BetterTouchToolは専用の補助ツールである「Process Priority Helper Tool」をインストールしておくと不具合やタッチ操作の遅延などが起こりにくくなる。

このツールは名前の通りBetterTouchToolの処理優先順位を上げるものであり、結果としてBetterTouchToolのレスポンスが良くなる。

Helper Toolを常駐させておくのに抵抗がない場合はインストールしておいたほうがいいだろう。

Helper Toolをインストールするには、まずメインウィンドウの歯車アイコンをクリックして設定画面を開こう。

設定画面を開いたら「一般」項目の下部にある「Install Process Priority Helper Tool」をクリックしてHelper Toolをインストールしよう。

もしHelper Toolをアンインストールする場合は隣にある「Uninstall Process Priority Helper Tool」をクリックする。

Safariを再起動してピンチインが無効になったかチェック

BetterTouchToolのアプリへのアクション設定はそのアプリを一度再起動しないと反映されないため、既にSafariを起動しているなら一度Safariを再起動しよう。

無事にピンチイン操作でSafariのタブ一覧が表示されなければ成功だ。

ただ、僕の環境ではBetterTouchToolがmacOS Catalinaに完全に最適化されていないのか、ピンチインが有効/無効を繰り返したり、スワイプ操作などの全てのトラックパッドのジェスチャが無効になる現象を確認しているため完璧ではない。

ただ、誤ってピンチインしすぎてタブ一覧画面を開いてしまうというアクシデントは減ったため一定の効果はあったと感じている。

まとめ

以上、BetterTouchToolを使用してSafariのピンチイン(ズームアウト)によるタブ一覧表示を無効にする方法を紹介した。

なお、BetterTouchToolは優秀なアプリだがUIが少々特殊な他、設定できる項目が多岐に渡るため最初はどう使うのか戸惑うことが多いと思う。

管理人自身もBetterTouchToolを使いこなしているとはとても言い難く、非常にパワーユーザー向けのアプリであるため購入を検討している場合はまずは無料トライアルを試すことを強くお勧めする。