MacBook Air/Proのバタフライキーボードの故障を予防するには?

これまでの記事でもMacBook Air・MacBook Proに採用されているバタフライキーボードの故障の多さに触れてきたが、本記事ではいかにしてこれらバタフライキーボードの故障を予防するかまとめていこう。

なおバタフライキーボードの故障がこれほどまで多いのはその構造上、埃やゴミが入りやすいためである。

各MacBookのバタフライキーボードの世代

まず始めに各MacBookに採用されているバタフライキーボードの世代をリストにしておく。

バタフライキーボードは現在4世代まで存在し、世代を経るごとに故障率を下げるための改善が施されている。

ただし、故障率の高さにはほとんど変化は見られない。

第1世代第2世代第3世代第4世代
MacBook 2015〜2016
MacBook Pro 2016
MacBook 2017
MacBook Pro 2017
MacBook Air 2018
MacBook Pro 2018
MacBook Air 2019
MacBook Pro 2019

バタフライキーボードの故障予防法

キーボードを清掃する

画像出典 HotHardware

バタフライキーボードはこれまでに様々な改善が施されてきたが、2018年モデルのMacBook Air・MacBook Proのバタフライキーボード第3世代からは内部にゴム製のカバーを追加するというこれまでで最も大規模な改善が加えられた。

ただ、それでも埃やゴミの侵入を完全には防げないためエアダスターなどで定期的な清掃を行おう。

Appleは専用のサポートページにおいてMacBook Air・MacBook Proのバタフライキーボードの清掃方法を案内している。

Apple自らこういった案内をしているということはそれほど埃やゴミがバタフライキーボードには致命的な問題となることがわかる。

手順は以下の通り。

  1. Mac ノートブックを垂直に立てるのではなく、75 度に傾けて持ちます。
  2. エアダスターでキーボード全体をスプレーするか、問題のあるキーだけをスプレーします。左から右に作業を進めてください。
  3. Mac ノートブックを回転させて右に傾け、キーボードを左から右に再びスプレーします。
  4. 同じ作業を繰り返します。今度は、Mac ノートブックを左に傾けて行います。

この作業は予防法というより「キーの反応がおかしくなった場合」の対処法であるが、現在キーボードに問題がなくても定期的にこれらの作業は行なった方がいいだろう。

MacBook Air/Proを開けっ放しにしない

これは僕も心がけていることで、バタフライキーボードの故障は前述の通り埃やゴミの侵入によるものなので「使わない時はMacBook Air/Proの蓋を閉める」ということが重要だ。

数分なら問題ないが、十数分・数十分の間、開けっ放しにしておくのはおすすめ出来ない。

MacBook Air/Proをクラムシェルモードではなく内蔵ディスプレイも合わせてマルチモニタで使っている場合は開けっ放しにしておくのも仕方ないが、そうでない場合は極力蓋を閉めるようにしよう。

またMacBook Air/Proの前で物を食べないというのも重要だろう。

キーボードカバーをつける

極めて薄く キーボードカバー MacBook Pro 13 15 インチ対応 日本語配列JIS

ノートPCにキーボードカバーを付けるというのも変な話だが、キーボードカバーは現在故障を予防する一番の方法かもしれない。

既に第3世代のバタフライキーボードからキーの内部にカバーがされているとはいえ、キーボード全体を覆うキーボードカバーであれば埃やゴミの侵入をほぼ完全に防ぐことが出来る。

バタフライキーボード独特のタイプ感は失われるが打鍵音が小さくなるというメリットもある。

まとめ

バタフライキーボードの打鍵感は僕は気に入っているが、正直に言おう。

バタフライキーボードは欠陥品である。

既にAppleは次期MacBookではバタフライキーボードの採用をやめて従来のシザー構造のキーボードに戻すと噂されている。

バタフライキーボードが登場して4年経ち、その間にバタフライキーボードの世代も第4世代まで進んだがバタフライキーボードの故障率の高さには改善が見られない。

キーボードの故障が心配な場合は今のMacBook Air/Proは買わずに次期MacBookシリーズを待つというのも一つの選択肢だ。