Parallels DesktopでWindowsのディスクサイズを変更する方法

Parallels Desktop上のWindowsの空き容量が足りなくなった場合などにディスクサイズ(ディスク容量)を変更する方法やエラーの対処法のまとめ。

本記事の手順はParallels Desktopのサポートサイトでも解説されているが、英語である上に不要な手順が含まれているため、本記事の内容はそれを画像化・簡略化したものとなる。

Parallels Desktopのディスクサイズ変更手順-通常手順

1. Windowsをシャットダウンさせ構成ツールを起動

Parallels Desktop上のWindowsをあらかじめシャットダウンした状態でメニューバーのParallels Desktopのアイコンをクリックして「コントロールセンター」をクリック。

ディスクサイズを変更したい仮想Windowsの「歯車アイコン」をクリックして「構成」ツールを起動しよう。

2. 構成ツールでディスクサイズを変更

構成ツールを起動したら「ハードウェア」の項目でサイドパネルから「ハードディスク①」をクリックして「詳細設定」をクリックし「プロパティ②」を開く。

スライダーを調整して希望のディスクサイズに変更後「適用」をクリック。

警告が出るので「続行」をクリック。

3. Windowsを起動しディスクサイズが変更されたことを確認して完了

続いてParallels Desktop上のWindowsを起動。

Windowsを起動したら検索ボックスに「disk」などと入力して「ハードディスクパーティションの作成とフォーマット」をクリック。

「ディスクの管理」というアプリケーションが開くのでCボリュームの容量が変更されていることを確認して完了。

なお、Cボリュームの容量の変更が適用されておらず、ディスクを増量させた分だけ「正常(回復パーティション)」となっている場合は次のステップへ。

Parallels Desktopのディスクサイズ変更手順-増量分が回復パーティションになってしまった場合

Parallels Desktopでディスクサイズを変更後、Windowsの「ディスクの管理」アプリケーションで上記画像のようにディスクを増量させた分だけ「正常(回復パーティション)」となってしまうことがある。

1. コマンドプロンプトを起動

この場合は「ディスクの管理」アプリケーションでは何もせずに、まずコマンドプロンプトを起動。

コマンドプロンプトは検索ボックスに「command」などと入力して起動しよう。

2. DiskPartツールでディスク番号を確認

コマンドプロンプトを起動したら以下のコマンドを入力。

diskpart

コマンドを入力したらエンターキーを押そう。

「Microsoft DiskPart」の画面に偏移するので続いて以下のコマンドを入力してCボリューム(ディスクサイズを増量させたいディスク)のディスク番号を確認。

list disk

ディスク番号を確認したら以下のコマンドを入力。

select disk 0

「select disk 0」の0の部分には先ほど確認したディスク番号を指定する(大抵の場合0)。

コマンド実行後「ディスク0が選択されました」と出ればOK。

3. 回復パーティションのパーティション番号を確認

続いて以下のコマンドを入力して「回復パーティション」になってしまったパーティションの番号を確認。

list partition

「パーティション番号」を確認したら以下のコマンドを実行。

select partition 5

ディスク番号と同じく「select partiton 5」の5の部分には確認したパーティション番号を指定する。

このパーティション番号を間違えると既存のデータが全て消失する可能性があるため慎重に確認しよう。

ここで選択するパーティションはあくまで回復パーティションになってしまったパーティションであってCボリュームのパーティション(プライマリ)ではないので注意だ。

コマンド実行後「パーティション〜が選択されました」と出ればOK。

4. 回復パーティションを削除

続いて以下のコマンドを実行。

delete partition override

このコマンドは当該パーティションを削除するコマンドであるため、前述の通り誤って既存のパーティションを削除してしまった場合、データが消失するので注意。

コマンド実行後「DiskPartは選択されたパーティションを正常に削除しました」と出れば成功。

ここまでの作業が終わったらコマンドプロンプトは終了させる。

5. ディスクの管理アプリケーションでCボリュームを拡張(マージ)

続いてWindowsで「ディスクの管理」アプリケーションを起動すると「正常(回復パーティション)」となっていたパーティションが未割り当てになっているはず。

上記画像のように増量させたディスク容量が「未割り当て」になっていれば成功。

続いてCボリューム(ディスクを増量させたいパーティション)を右クリックして「ボリュームの拡張」をクリック。

「ボリュームの拡張ウィザード」が起動するので「次へ」をクリック。

上記画面が出るが特に何もせずによいので「次へ」をクリック。

「完了」をクリック。

改めて「ディスクの管理」アプリケーションでCボリュームを確認すると未割り当ての領域がCボリュームにマージされてディスクが増量されているはず。

以上で作業は完了。

なお、作業完了後は念の為Windowsは再起動した方がいいだろう。

Parallels Desktopのディスクサイズ変更手順-ファイルシステムエラーが出た場合

Parallels Desktopでディスクサイズを変更して「適用」ボタンをクリックした後「このハードディスクのサイズを変更することはできません。ハードディスクのファイルシステムを修正する必要があります」とエラーが出ることがある。

このエラーが出ても増量させた分だけ「未割り当て」になっているだけなので手動でボリュームを拡張すれば正常にディスクサイズを変更できる。

1. ディスクの管理アプリケーションを起動

まずWindows上で「ディスクの管理」アプリケーションを起動しよう。

「ディスクの管理」アプリケーションを起動するには検索ボックスに「disk」などと入力して「ハードディスクパーティションの作成とフォーマット」をクリックしよう。

2. 未割り当てのパーティションをCドライブにマージ

上記画像のように増量させた分だけ「未割り当て」になっているが手動でCボリュームを拡張(マージ)させれば正常にディスクサイズを変更可能だ。

Cボリュームを選択して右クリックして「ボリュームの拡張」をクリックしてウィザードの通りに進めれば問題なくディスクサイズが変更されるはずだ。

まとめ

冒頭でも書いた通り上記でまとめた点のいくつかはParallels Desktopのサポートサイトでも確認できるがほとんど英語なのが難点。

また、管理人の環境ではParallels Desktopのサイトで解説されている下記コマンドは実際のところはコマンドプロンプトで実行する必要はなかった(パーティションを削除した後はディスクの管理アプリケーションで拡張するだけでOK)。

list volume
select volume <#>
extend