macOSのLaunchpadはmacOSを長く使っていくにつれ並び順は滅茶苦茶になる。

ここでは一発でLaunchpadの並び順を変更する方法を紹介する。
もちろん自分でドラッグアンドドロップして地道に整理する方法もあるが今回紹介する方法はシンプルで数秒で済む他、特に弊害もない。
なお「Launchpad Manager」という有料アプリだと細かいLaunchpadの整理ができるが$7.99という価格であり少々高価なので今回はあくまで無料で出来る範囲での方法となる。
Launchpadをターミナルコマンドで一発で整理
Launchpadのアプリを一発で並び替える方法は前述した通りシンプルで以下のコマンドをターミナルで実行するだけである。
defaults write com.apple.dock ResetLaunchPad -bool true; killall Dock

このコマンドを実行するとDockが一旦再起動するがDockが再起動した後、改めてLaunchpadを見てみると1ページ目はApple製アプリ、2ページ目以降はサードパーティーアプリといったようにアプリが整理されているはずだ。


以前はアプリの並び順が滅茶苦茶だったためにLaunchpadは4ページに渡っていたが、この方法で整理したところLaunchpadのアプリは3ページに収まっている。
なお2ページ目以降のサードパーティーアプリの並び順はアプリのハッシュ値を参照しているようだ。
アプリをアルファベット順で表示するには?
上記の方法では2ページ目以降のサードパーティーアプリはアプリのハッシュ値を基準とするためアルファベット順には並ばない。
冒頭で触れた有料アプリ「Launchpad Manager」ならアルファベット順に並べることも可能だが、ここではmacOSの標準機能を使用した代替方法を紹介しよう。
まずはドックのLaunchpadボタンをクリックした後そのまま指を離さずホールドする方法。

するとこの様にアプリがアルファベット順に縦に並んで表示される。
また、ドックにアプリケーションフォルダをドラッグアンドドロップしてピン留めしておくとフォルダをクリックした際にアプリ一覧がアルファベット順に並んで表示される。

Launchpadの整理とは趣旨が離れるがこれらの代替方法を覚えておくと便利だろう。
まとめ
以上、簡単にLaunchpadのアプリの整理方法とアルファベット順にアプリを並べる代替方法を紹介した。
AppleがLaunchpadのアプリの自動ソート機能を追加してくれれば一番だが、そこは将来のmacOSに期待するとしてそれまでは今回紹介した方法を覚えておくと便利だと思う。