Macや家電が不安定な時にすること

最近、私の家では電子機器が増えてブレーカーが落ちるほどではないが、それぞれの電子機器の動作が不安定になることが増えてきた。

状況改善のために私がしてきた対処方法を紹介したい。

ソフトウェアなのかハードウェアなのか原因を切り分ける

MacはmacOSがコンピュータと密接に連携しあっており、Windows PCなどとは違いソフトウェア的な不具合は生じにくい。

もちろん、長年使っていくうちにアプリケーションのゴミが溜まったり、あるいは間違った操作によりOS自体を不安定にさせてしまうこともだろう。

ただ、Macではフリーズやカーネルパニック、電源が落ちるなどの症状が出た場合は大抵はハードウェアか、供給する電力に問題があることが多い。

これはPS4などでのゲーム機でも同じで、消費電力が高い電子機器ほど供給電力の不安定さに影響されやすい。

そういった意味で現在使用している電子機器(私の場合はMacとPS4)に何らかの不具合が発生している場合、それがソフトウェアに起因するのかハードウェアに起因するのか原因を切り分けることが大事だ。

経験則で言えば、前述の通り急に電源が切れたり、特にアップデートや新しいアプリケーションをインストールしたわけでもないのにフリーズする場合はハードウェアの問題を疑ったほうがよい。

また、Wi-FiやBluetoothなどの接続が切れるなど、通信周りに問題がある際も改めて電子機器の設置状況を見直したほうがいいだろう。

電子機器の供給電力の確認

ソフトウェアに問題がないとはっきりしている、あるいは確信しているのならば、まずは不具合の出ている電子機器の電源がどうなっているか確認しておこう。


埃などで汚いのが申し訳ないが、これは私のデスクの裏側に設置していた電源タップだ。

見ての通り様々な電子機器が繋がっている上に、電源タップに更に分岐の電源ミニタップを接続している。

俗に言うタコ足配線というやつである。

このような電子機器の接続は安全上もちろん推奨されていない上に、電源タップにも供給電力に限りがあるため、消費電力が多いMacを含むPCやゲーム機はこういった電源タップに繋がず、壁のコンセントに直接挿したほうがよい

私の場合MacのeGPUが最大消費電力315W、PS4 Proは310Wとかなり高いため、この二つだけは壁のコンセントに直接繋いでいる。

また、バスパワー接続のUSB機器をPCやハブに大量に繋いでいることも電力が不安定になる原因となる

私は画像のようにMac mini本体には極力USB機器を接続せず、電源に余裕があるeGPUのUSB端子に機器を接続している。

バスパワー接続のUSB機器をMacやPC本体に大量に繋ぐ必要がある場合は、独自の電源ケーブルがあるUSBハブを利用するのがよいだろう。

通信ノイズの確認

Wi-FiやBluetoothの接続が切れるなどの、主に通信面で不具合がある場合は他の電子機器との干渉をまず疑おう。

というのもWi-FiやBluetoothは2.4Ghz帯の周波数を使うため、同じ周波数を放つ電子レンジやUSB3.0機器から出る電波に干渉されやすいのである。

Wi-Fiの場合はルーターによっては5Ghz帯で通信できる機能を持ったものもあるので、もし使っているWi-Fiルーターが5Ghz対応のものならそちらに切り替えよう。

ただ、ルーターが5Ghzに対応しても接続するデバイスが5Ghzに対応していなけれ接続は出来ないので注意が必要だ。

ルーターや電子機器のWi-Fi仕様欄に”a”もしくは”ac”と書いてあればそれらの機器は5Ghz対応である。

また、先述のようにUSB3.0機器からもBluetoothやWi-Fiに干渉する2.4Ghz帯の電波がノイズとして出ており、実際私もUSB3.0接続の外付けHDDを使うとBluetooth接続のトラックパッドやキーボードの接続が不安定になることがあった。

USB3.0機器を使わなければいい話ではあるのだが、一切USB3.0機器を使わないというのも無理があるので、まずはUSB3.0で接続している機器をケーブルが許す限り出来るだけPCやMac、ルーターから遠ざけよう

それでも改善しない場合はシールド付きのUSB3.0ケーブルの購入を検討するとよい。

また、PCやMacなどの本体にイーサネット端子がある場合はWi-Fiを完全にオフにして、ネットへの接続はイーサネットでのみ行うというのも有効だ。

それでも改善しない場合

それでも不具合が解消されない場合は、単純にハードウェアの故障ということで修理に出してもよいのだが稀に自宅の電力系統に余裕がないか不具合が起きているということもある。

以前私のPS4 ProやiMacが急に電源が落ちるなどして調子がおかしくなった時、修理に出したことがあるのだが「現象を再現できなかった」と返送されたことがある。

ここで私は自宅の電力系統に問題があるのではないかと思い、試しに友人宅へ持っていき友人宅のコンセントに繋いだところ、なんと全く問題なく正常に動作したのだ。

その後、専門業者に家の電力系統を検査してもらい、やはり異常があったらしく、適切な処置をすることで現在は正常に電子機器は動作している。

このように場合によっては一見電子機器の動作不良・故障に見えても、実際の原因は自宅の電力系統自体ということもある。

特に自宅が古い場合は経年劣化によって電力系統に異常が発生していることも考えられる。

もし自分で出来るあらゆる手段(タコ足配線の見直しや電子機器の修理)を行なっても問題が改善されない場合は、一度電力会社か専門業者に自宅をチェックしてもらったほうがよい。

更に火事の危険性など安全面での上でもコンセントや電源タップの埃も定期的に掃除しよう

電子機器の問題は様々な要因が複雑に絡み合って、原因特定が困難な場合があるが、この記事が少しでも役に立てば幸いである。