1ヶ月MacBook Pro 13 Mid 2019を使ってみて。万能サブマシン

早いものでMacBook Pro 13 Mid 2019を購入してから1ヶ月が経った。

パフォーマンスや使い心地などの詳しいレビューは以下の記事をご参照頂きたい。

MacBook Pro 13 Mid 2019レビュー 順当進化を果たしたお買い得Proライン

今回はMacBook Pro 13 Mid 2019(MBP 13 Mid 2019)を1ヶ月使用しての感想・使用感をまとめる。

停電で威力を発揮

これは実際に僕が撮影した写真。
近所で倒木が電柱を直撃した。

台風15号の関東直撃に伴い僕の住んでいる地域では丸2日間停電し、当然のことながらメインマシンのMac miniは使用できず、モデムも落ちてネットにも繋げず原稿作業やブログの執筆ができないという非常事態に陥った。

こういう時に威力を発揮するのはやはりノート型PC/Macであり、iPhoneの充電からブログ・原稿の執筆・ネット接続(インターネット共有)まで全てをMBP 13でまかなうことが出来た。

また、僕はiPhoneでゲームもプレイせず、外で動画も見ないので今までモバイルバッテリーは不要だったが、今回の停電によりMBP 13はいわば巨大モバイルバッテリーとしても役立った。

iPhoneへの充電速度も早く、USB-C>Lightning変換ケーブルでiPhoneなどのApple製品を充電する際は通常のWindows PCやUSB接続時より出力が上がり、MBP 13がバッテリーで動作中でもiPhoneへの充電は爆速だった。

調べたところMBP 13とiPhoneを接続すると、MBP 13がたとえバッテリーで動作中だとしても最高で2400mAの電力を供給できるようだ。

ただ、その分MBP 13のバッテリーの減りも早く、iPhoneを充電する際は20%から100%への充電は3回程度が限度だろう。

また、iPhoneの充電やヘビーなアプリケーションを使わなくてもMBP 13でずっと執筆作業などをしているとバッテリーがガンガン減っていくため、停電後2日目には通電しているファミレスに行って充電する必要があった。

AppleはMBP 13のバッテリー持続時間をインターネット閲覧で10時間と謳っているがあまりバッテリーの持ちには期待しないほうがいい。

ある程度重い作業もこなせるパワー

GPUがCPU内蔵グラフィックとは言え、4コア8スレッドのCPU性能を持つMBP 13はPhotoshopなどのヘビーアプリケーションでも余程重い処理をさせない限り余裕でこなす。

最新のGeekbench 5ベンチマークチャート

MBP 13 Mid 2019の性能は2017年のMacBook Pro 15インチ(4コア8スレッド)やiMac 27インチ(4コア4スレッドモデル)を超えている。

前述の通り停電中はMac miniが使えなかったためMBP 13でPhotoshopなどを使っていたが特別ストレスなく動作し、CPUの使用率も起動時には高くなるものの重い処理をさせても60%以上になることはなかった。

以前使っていたデュアルコアのMBP 13と比べると圧倒的なパフォーマンスと言っていい。

デュアルコアのMBP 13は今ではMacBook Airと同程度あるいはそれより劣る性能しかないため、クアッドコアになったことでようやくMBP 13はProらしいMacBook Proになったと言える。

どこへでも持っていける軽さ

MBP 13 Mid 2019の重さは1.37kg・厚さは1.49cmであり、以前まで使っていたMBP 13 2015(1.58kg・1.8cm)より軽量化・薄型化したため、4コア8スレッドのパワーを持ったマシンをどこへでも連れていけるようになった。

MBP 13 2015はビジネスバッグなどに入れて持ち運ぶと意外と重く、厚さもそれなりにあるためにかさばる印象があったが、MBP 13 Mid 2019は重さ・厚さの面でもそれほど負担にならず気軽に持ち運べる。

よくよく考えると2017年のMacBook Pro 15インチやiMacを打ち負かす性能を持ったノート型Macをこうやって気軽に持ち運べるのはすごいことだ。

バタフライキーボードで捗るタイピング

バタフラキーボードの使い心地については以下の記事でも書いたが、これが非常に打ちやすい。

バタフライキーボードの打ち心地。慣れれば従来より打ちやすい

上記記事でも触れているように「壊れやすい」という致命的な欠点はあるが、それでもこの打ち心地は2015年モデルまでのシザー構造のMBP 13からは圧倒的な進化だと思っている。

タイプ音は大きいがどのキーもグラつかず安定して打つことができ、キーストロークも浅いためタイピングが速い人にとっては間違いなくその恩恵が感じられるはずだ。

バタフライキーボードの第3世代(2018年モデル)からは静音化も図られているため、カフェなどでタイプしまくっても周りの客に迷惑となることもないだろう。

DCI-P3色域対応とTrue Toneで目に優しく多彩な色が表示可能

2018年モデル以降のMBP 13はDCI-P3の広色域に対応している他、True Toneも搭載されたため目に優しく、写真の編集・鑑賞の際などにこれまでよりも多くの色を表示できる。

何より僕の持っているiPhone X・iPad Air第3世代もDCI-P3色域対応・True Tone搭載のため、それらのデバイスと色味や色域がぴったり合って統一感がある。

これに慣れるとMac miniに繋いでいる4K HDRモニター(sRGB色域・True Toneなし)の画面は正直見にくく、色域も特にLightroomなどで写真を編集している際は明確に劣る。

iPhoneにしろiPadにしろ、DCI-P3色域対応・True Tone搭載のApple製品を既に持っているなら全体の色域・色味が統一され大いにメリットが感じられるはずだ。

まとめ

MBP 13 Mid 2019を1ヶ月使用してみての感想としては大いに満足している。

I/OがThunderbolt 3ポートしかなかったりTouch Barがイマイチ革新的とは言えなかったりと不満がないわけではないが、この価格(ベースモデル139,800円)でこれだけのパフォーマンスが得られるというのは素晴らしい。

バタフライキーボードが壊れやすいのが不安なところだが、その他は致命的とまで言えるような欠点はなくコスパに優れたハイパフォーマンスMacBookシリーズとしてサブマシン、場合によってはメインマシンとしても十分に活躍できる。

なお、購入の際は度々同じことを書いているのでしつこいかもしれないがメモリは16GBにカスタマイズするのを強くおすすめする。