Sign in with Apple(Appleでサインイン)対応サービスでApple IDでサインインする方法

画像出典 Apple

Sign in with Apple(Appleでサインイン)とは2019年6月のWWDCでAppleが発表した新たなWebサイト・サービス・アプリのサインイン(ログイン)方法であり、基本的には「Googleアカウントでサインイン」などのようにそのWebサイトやサービス・アプリの独自のアカウントを作らなくても、Googleアカウントで簡単にサインインできるように、Apple IDがあればそのApple IDでサインインできる仕組みのことだ。

まだSign in with Appleの対応Webサイト・サービス・アプリは少ないが、ここではSign in with Apple対応Webサイト・サービス・アプリでApple IDでサインインする方法を紹介する。

Sign in with Apple対応サイト・サービス・アプリでApple IDでサインインする方法

以下はMacを例に説明しているが、iPhoneやiPadでも基本的な操作方法は変わらない。

Sign in with Appleの必要条件

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Sign in with Apple(Appleでサインイン)を利用してサインインするには以下の条件を満たしている必要がある。

  • Apple IDで2ファクタ認証を有効にしている
  • サインインするデバイスがApple製品の場合はApple IDにサインインしている

また、アプリ内でSign in with Appleを利用する場合はiOS 13iPadOS 13macOS CatalinawatchOS 6tvOS 13である必要がある。

ちなみにWebブラウザ経由の場合は最新OSである必要はない。

なお、Apple IDさえあればAndroidやWindows、あるいはGoogle Chromeなどのブラウザでも利用が可能だが、Safari及びApple製品以外はサインインする度にApple IDとパスワードの入力が求められる。

Appleで続行ボタンをクリックする

では本題のサインイン方法の説明に入ろう。

Sign in with Apple対応サイト・サービス・アプリではAppleロゴの後に「Appleで続行」「Appleでログイン」などのようなボタンが存在する。

Webサイトやサービス・アプリによっては文言は違ってくるが、Sign in with Appleをサポートしているサイト・サービス・アプリではAppleロゴの表示・あるいはAppleという単語が必ず含まれるため、間違えることはないだろう。

ボタンをクリックするとSafariの場合上記画面が出るので「続ける」をクリック。

Safari以外のブラウザやWindows、Androidなどの場合は当然ブラウザやOSがApple IDと紐づけられていないため、Apple IDとパスワードを入力する必要がある。

氏名・メール共有/非公開の画面が出た場合

その後、場合によってはサイト・サービス・アプリ側から氏名とメールアドレスの提示が求められ、Apple IDの情報が自動的に入力されるが本名で登録するのが嫌な場合は姓名欄のどちらかに好きな名前を入力してもいい。

ここで入力した名前がそのWebサイト・サービス・アプリでのプロフィール名になる場合もあるので、そのWebサイト・サービス・アプリが本名以外での登録を禁止していない限り無理に本名を入力する必要はない(なお、サイト・サービス・アプリによってはあとから名前を変更できる場合もある)。

メールに関しては特に理由がない限り「メールを非公開」を選んだ方が安心だ。

メールを非公開にした場合、そのWebサイト・サービス・アプリのデベロッパは利用者のメールアドレスを確認できず、Appleによって自動生成されたランダムなメールアドレスのみが相手側に伝わる。

それでいてメールの送信・受信は行えるため、プライバシーを重視する場合は「メールを非公開」を選ぼう。

なお、氏名・メールアドレスの提示が求められず、そのままサインインできる場合もある。

氏名(または任意の名前)の入力及びメールの共有・非公開を選択したら「続ける(またはパスワードで続ける)」ボタンをクリックする。

ちなみに氏名とメールの共有/非公開設定は初回時のみで、以降は同じサイト・サービス・アプリであれば上記の手順は省略される。

Touch ID・Face ID・パスコード・管理者パスワードを入力する

iPhoneなどの場合はTouch IDやFace ID、パスコードの認証が求められ、Macの場合は管理者パスワードを要求されるので認証しよう。

以上でそのサイトにApple IDでサインインできるはずだ。

一度ログアウトなどをしてもう一度サインインし直す場合にも再度「Appleで続行」などのボタンをクリックして上記の認証画面で認証してサインインし直そう。

Safari以外のブラウザ、Windows、Androidなどの場合は前述のように再度サインインする際はApple IDとパスワードの入力が毎回求められる。

まとめ

正直に言えば「Sign in with Apple」によるサインインは再度サインインする際にもパスワードや認証を求められたりと、利便性というい点では「Googleでサインイン」や「Facebookでサインイン」と比べると劣る。

Safari・Apple製品以外では再度サインインする度にApple IDとパスワードを入力する必要もある。

プライバシーを重視するあまり本来この手の機能で目指すべき手軽なサインインができなくなっているように思う。

とはいえメールアドレスが相手側に伝わらなかったり、更に情報の収集も一切行わないとAppleは明言しているため、今後対応Webサイト・サービス・アプリが増えたらプライバシーを守る上で重要な選択肢となるかもしれない。