macOSで表示オプションの設定を全てのフォルダに適用する方法

macOSでは表示オプションを変えることでアイコンの大きさや並び順、間隔などを調整できるが全てのFinderのフォルダに手作業で設定を適用するのは面倒だ。

ここでは一括で全てのフォルダに表示オプションの設定を適用する方法を紹介する。

なお、今回の方法はmacOS Catalinaで実際に実行し正常に処理が完了することを確認している。

全てのフォルダに表示オプションの設定を適用する方法

通常の方法

通常の方法では表示オプションの設定を他のフォルダに適用する際は適用元のフォルダで表示オプションを開き「デフォルトとして使用」をクリック。

続いて適用したいフォルダの表示オプションでOptionキーを押しながら「デフォルトに戻す」ボタンを押せば可能だ。

しかし前述のようにこの方法ではフォルダごとに上記の作業をする必要があり面倒だ。

Finderの.DS_Storeファイルを削除して全てのフォルダに適用する

Finderの表示オプションの情報は.DS_Storeというファイルに保存されているため、このファイルをターミナルのコマンドを使用して削除すると全てのフォルダに一括適用させることができる。

.DS_Storeファイルは削除しても再生成されるため安心していい。

NOTE
なお、この作業の前にあらかじめ表示オプションで全てのフォルダに適用させたい設定を「デフォルトとして使用」をクリックしてデフォルト状態に設定しておこう。

また、この方法はそれほどリスクがあるものではないが不測の事態に備えてTime Machineでバックアップを取っておくことをおすすめする。

.DS_Storeファイルを削除するには以下のコマンドをターミナルで実行する。

sudo find / -name .DS_Store -delete; killall Finder

鍵マークが出てパスワード入力を求められたら管理者パスワードを入力してエンターキーを押そう。

上記のコマンドを実行するとターミナルで処理が始まるが、処理が終わるまで数分程度(HDDのMacの場合は相応の時間)かかるので待とう。

また、処理の最中は頻繁にアクセス許可を求めるウィンドウが表示されるので全てOKをクリックしよう。

注意点としてターミナルで処理が行われている間は不要なmacOSの操作は控えよう

処理が完了するとFinderが再起動し、全てのフォルダに表示オプションのデフォルトとして指定した設定が適用されているはずだ。

処理が完了したかどうかはターミナルで自分のアカウント名が表示されたかどうかで判断可能だ。

なお、ターミナルのステータスではほとんどの項目で「Operation not permitted(処理が許可されていないため実行できなかった)」とエラーが出ているが、これらのエラーは気にしなくていい。

以上で作業は終了だが.DS_Storeファイルはシステムファイルの一部であるため、上記の作業を実行したあとは一度Macを再起動した方がいいだろう。

まとめ

macOSには「全てのフォルダに表示オプションの設定を一括適用させる」というオプションがないため、上記のような手順を踏む必要がある。

正直macOSの表示オプションは少々機能に欠く点があるので次期macOSでの改善を望みたい。