MacのネットワークにあるCRTアイコンを変更する方法

macOSの「ネットワーク」フォルダには使用しているルーターやネットワーク名などのアイコンにWindowsのブルースクリーン画面が表示されているCRTアイコンが存在する。

これはAppleによるジョークで、現在のmacOSでのアイコンファイル名は「public.generic-pc.icns」であるが、以前までは「public.generic-pc_lame.icns」という名前だった。

Lameとは英語で「つまらない」「ダサい」という意味だ。

ジョークであるとは言え、この時代にCRTアイコンが表示されているのは少々かっこわるいので、ここではネットワーク内にあるブルースクリーン(BSOD)が出ているCRTアイコンを変更する方法を紹介する。

ネットワーク内のCRTアイコン変更手順

アイコンファイルの変更は基本的にmacOS Catalinaのログイン画面の変更手順と変わらない。

本記事ではいくつかの手順を省略しており、要点だけを解説しているため、より詳細な情報が必要な場合は下記記事を参照していただきたい。

macOS Catalinaのログイン画面の壁紙を変更する方法

SIPを無効にする

CRTアイコンを含むmacOSのデフォルトアイコンはシステムで保護されているため、システムファイルの保護機能「SIP」を無効にする必要がある。

まずCommand+Rキーを押しながらMacを起動または再起動させ、リカバリーモード(macOS復旧アシスタント)に入ろう。

リカバリーモードが起動したらメニューバーから「ターミナル」を選び、以下のコマンドを実行する。

csrutil disable

再起動を促されるので通常再起動する。

アイコンファイルを置き換えるためにコマンドを実行する

SIPを無効にしただけではアイコンファイルが置き換えられないため、以下に記載するコマンドを実行する。

sudo mount -t apfs -wu /dev/disk1s5/Volumes

アイコンファイルを置き換える

先ほどのコマンドでアイコンファイルの置き換えが可能になったため、Finderの「移動」>「フォルダへ移動」に下記のパスを入力して移動する。

/System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/

フォルダに移動したらpublic.generic-pc.icnsというファイルのファイル名を適当な名前にリネームする(public.generic-pcOld.icnsなど)。

任意の同フォルダ内にある自分の好きなアイコンを複製してそのアイコンファイルの名前をpublic.generic-pc.icnsにリネームする。

どこかでダウンロードしたり、自作したアイコンファイルは置き換えてもアイコンの変更が反映されない場合があるため、基本的には同フォルダ内にあるAppleが用意したデフォルトのアイコンを複製してリネームした方がいいだろう。

今回は同フォルダ内の「Cinema Display」のアイコンを複製してpublic.generic-pc.icnsにリネームした。

以上でアイコンの置き換えは完了したので一旦Macからログアウトしてログインしなおそう。

アイコンが置き換えられたのを確認する

Macに再ログインしたらネットワークフォルダを開いてアイコンの変更が反映されたか確認してみよう。

上記画像のようにネットワークアイコンが変わっていたら成功。

なお、もしネットワーク内にアイコン自体が表示されなくなった場合は再びMacからログアウトし、もう一度再ログインしてみよう。

SIPを再度有効化する

作業が終わったらSIPを再度有効にするためにリカバリーモードに入ろう。

先ほどと同じくリカバリーモードでターミナルを起動し以下のコマンドを実行する。

csrutil enable

以上で全作業は終了だ。

Macのリソースフォルダには過去のMacのアイコンもある

余談であるが、先ほど開いた「/System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/」というフォルダには過去のほぼ全てのMacのアイコンファイルが保存されている。

iMac G4などの十数年前のMacのアイコンも存在するため、プレビューアプリでアイコンファイルを開いてPNGやICNSファイルで書き出せばサードパーティーのアプリケーションでも使用可能だ。

まとめ

Appleのジョークの是非はともかくとして、2020年にもなるとさすがにCRTアイコンが表示されるのはいささか時代錯誤的なので、CRTのアイコンが気になる人は上記手順でアイコンを変更してみるといいだろう。