macOSでマウスやトラックパッドジェスチャを使ってズームする複数の方法

macOSでは非常に柔軟にズーム操作が可能だが、マウス(Magic Mouse 2)でのズームは少々クセがあるため、ここではmacOSのマウスやトラックパッドでのズーム機能についてまとめる。

なお、本記事ではGIF画像のアニメーションを例に解説しているため、ブラウザのメディアの自動再生をオフにしている場合はオンにしてご覧頂きたい。。

トラックパッドでのズーム

macOSでのズームとしてトラックパッドのピンチアウトジェスチャでのズームが最も一般的だろう。

ただし、この方法はMagic Mouse 2単体ではできない上に一部のアプリでしか動作しない。

スマートズーム

トラックパッドなら2本指ダブルタップ、Magic Mouse 2なら1本指ダブルタップでスマートズームと呼ばれる簡易ズームが利用可能だ。

これによりWebサイトやPDFファイル上の特定の文章などをmacOSが自動的に判別し、読みやすい拡大率にズームしてくれる。

しかしこの機能はブラウザ及びPDFファイルでしか利用できない。

アクセシビリティのズーム機能を使う

マウスでズーム機能を使用したり、あるいはトラックパッドなどでももっと柔軟なズームを使いたい場合はシステム環境設定の「アクセシビリティ」の「ズーム機能」の項目を設定しよう。

ここの項目にある「スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム」という機能を設定すればMagic Mouse 2などでも柔軟にズームジェスチャを設定できる。

デフォルトではControlキーを押しながらMagic Mouse 2及びトラックパッドのスクロールでズームが可能だ。

なお、Control+マウススクロールというのはWindowsのズーム操作のショートカットと全く同じだが、macOSの場合は「ズーム機能」の設定画面内に存在する「詳細」ボタンをクリックすれば様々な設定を変更可能だ。

もちろんキーボードショートカットによるズームも細かな設定ができる。

ただ、個人的にはキーボードショートカットは3つのキーを同時押しする必要があるため、マウスやトラックパッドのジェスチャを使用する方がやりやすい。

なお、ズーム方法には「フルスクリーン」「分割した画面に表示」「ピクチャ・イン・ピクチャ」の3つが存在するが、それぞれの振る舞いは以下の通りだ。

フルスクリーン

フルスクリーンズームは文字通り画面全体がスクロールジェスチャに沿ってズームしていく。

分割した画面に表示

分割した画面に表示でのズームは画面の一部分に別個のズームウィンドウが表示され、そのウィンドウ以外のUIは影響を受けない。

更にこのズームウィンドウの大きさや場所は「ズーム機能」の「詳細」の設定にある「サイズと場所を調整」の項目で自由に変更が可能だ。

「分割した画面に表示」であればズームウィンドウをスクリーン下部や左右などに移動できる。

ピクチャ・イン・ピクチャ

ピクチャ・イン・ピクチャではWindowsの拡大鏡レンズモードと同じようにポインタを中心とした画面の極一部のみがズームされる。

このズームウィンドウも先ほどと同じく「ズーム機能」の「詳細」の設定にある「サイズと場所を調整」の項目でズームウィンドウの大きさなどを変更可能だ。

ズームではなく拡大・縮小をしたい場合

なお、ズームではなく拡大・縮小をしたい場合はCommandと+キーを押してみよう。

例えばFinderでCommandと+キーを押せばアイコンのサイズが大きくなる。

反対にCommandと-キーで縮小が可能だ。

この方法はズームとは異なり、実際に項目を拡大・縮小しているため、FinderであればFinderのアイコンは実際に表示される大きさが変わる。

Safariなどでもこの操作は有効であり、更に少なくともSafariやChromeなどのブラウザ系はCommandと+キーによる拡大・縮小はWebサイト(ドメイン)ごとに拡大率を保持してくれるため「特定サイトの文字だけを大きくしたい」といった場合に非常に有用だ。

まとめ

アクセシビリティ設定は多くの場合見逃しがちな項目であるが、アクセシビリティの設定を少し弄るだけでmacOSの操作が劇的に快適になることが多いため、ズームに限らずマウスやトラックパッドのジェスチャで不便に感じることがあったら設定してみるといいだろう。