macOSで様々な構造のフォルダを作る方法 -mkdir

ターミナルでmkdir(Make Directories)コマンドを使用してmacOSで様々な構造のフォルダを作る方法を紹介。

複雑な構造のフォルダを作る際はGUIでの操作よりターミナルコマンドを使用した方がずっと便利。

フォルダを作るターミナルコマンド

単一フォルダを作成

下記は最も単純な単一のフォルダを作るターミナルコマンド。

mkdir "New Folder"

上記例では「New Folder」という名前の単一のフォルダを作成している。

なお、フォルダ名にスペースが入る場合はフォルダ名を"(ダブルクオテーション)で囲む必要があるの注意しよう。

また、mkdirコマンドで作るフォルダはもちろん日本語も使用できる。

任意の場所にフォルダを作る

前述のコマンドではデフォルトだとホームディレクトリにフォルダが作られるので、任意の場所にフォルダを作りたい場合は下記のいずれかの方法で場所を指定しよう。

cd(Change Directory)で場所を指定する

下記のようなcd(Change Directory)コマンドでターミナル上でフォルダを移動する。

cd /任意のフォルダ/
ドラッグアンドドロップでフォルダへのパス(Path)を入力して移動できる

cdと入力した後に任意のフォルダをターミナルにドラッグアンドドロップしてエンターキーを押すとパス(Path)が入力されフォルダを移動できる。

上記例では書類フォルダにある「Blog」というフォルダの場所を指定した上で「New Folder」というフォルダを作っている。

mkdirコマンドの後にフォルダへのパスを指定する

下記のようにmkdirコマンドの後に任意のフォルダへのパスを指定する方法も有効だ。

mkdir /任意のフォルダ/"New Folder"

こちらも同様に任意のフォルダをターミナル上にドラッグアンドドロップすればそのフォルダへのパスが入力され、その後にフォルダ名を入力すれば希望のフォルダを作れる。

なお、パスを入力した際は/(スラッシュ)でパスを閉じるのを忘れないようにしよう。

また、デスクトップなどシステムで保護されているフォルダにmkdirコマンドでフォルダを作る場合はコマンドの最初に「sudo」と入力する必要があるので注意しよう。

フォルダを複数作成した上でそれぞれに接尾辞(suffix)を付与する

上記のように「New Folder」というフォルダを複数作成した上で接尾辞(suffix)を付与したい場合は下記のようなコマンドになる。

mkdir "New Folder "{プロジェクトA,プロジェクトB,プロジェクトC}
接尾辞はカンマで区切る

上記例では「New Folder プロジェクトA」「New Folder プロジェクトB」「New Folder プロジェクトC」という名前の3つのフォルダを一度に作成している。

各接尾辞は,(カンマ)で区切ろう。

フォルダを作る場所を指定したい場合は前述のドラッグアンドドロップなどの方法で任意のフォルダを指定する。

注意点として接尾辞にスペースが入る場合は各接尾辞も"(ダブルクオテーション)で囲む必要がある。

もしコマンドを実行してエラーが出たらフォルダ名にスペースが入っていないか確認しよう。

多階層のフォルダを作る

上記のようにTest/Test2/Test3/Lastといったような多階層のフォルダを一度に作りたい場合は下記コマンドのようになる。

sudo mkdir -p /Users/$USER/Desktop/Test/Test2/Test3/Last

上記コマンドでは「-p(Parent Directory)」というオプションを使ってデスクトップにTest/Test2/Test3/Lastという構造のフォルダを作っている。

フォルダ名にスペースが入る場合はダブルクオテーションで囲む

こちらもフォルダ名にスペースが入る場合は必要に応じて"(ダブルクオテーション)で囲もう。

なお、このコマンドの-pオプションでは既に存在するディレクトリは上書きされず無視され、そのあとに存在しないフォルダのみを作るため上記コマンドで既存のフォルダが上書きされることはない。

複数のフォルダを内包したフォルダを作る

上記画像のように「Test1」という親フォルダに複数のフォルダ(サブフォルダ)を内包したフォルダを作りたい場合は下記のようなコマンドになる。

sudo mkdir -p /Users/$USER/Desktop/Test1/{Sub1,Sub2,Sub3}
サブフォルダはカンマで区切る

上記コマンドの例ではデスクトップに「Sub1、Sub2、Sub3」という3つのフォルダを内包した「Test1」という親フォルダを作っている。

親フォルダやサブフォルダにスペースが入る場合はダブルクオテーションで囲む

接尾辞を付ける場合と同様に各サブフォルダは,(カンマ)で区切り、親フォルダやサブフォルダにスペースが入る場合は"(ダブルクオテーション)で囲もう。

複数のフォルダを内包した複数のフォルダを作る

上記画像のように「Test1〜5」までの5つの親フォルダを作り、更にそれぞれの親フォルダには2つのサブフォルダが内包されている、といった複雑な構造のフォルダを作りたい場合のコマンドは下記のようになる。

sudo mkdir -p /Users/$USER/Desktop/{Test1/{Sub1,Sub2},Test2/{Sub1,Sub2},Test3/{Sub1,Sub2},Test4/{Sub1,Sub2},Test5/{Sub1,Sub2}}
親フォルダやサブフォルダごとにカンマで区切る

上記コマンドの例ではデスクトップにそれぞれ「Sub1、Sub2」という2つのサブフォルダが内包された「Test1〜5」の5つの親フォルダを作っている。

上記のコマンドはあくまで一例であり「Test2」というフォルダにだけサブフォルダーを3つ作るといったことも可能だ。

親フォルダやサブフォルダにスペースが入る場合はダブルクオテーションで囲む

ここまでの手順と同じように親フォルダやサブフォルダにスペースが入る場合は親フォルダ・サブフォルダごとに,(カンマ)で区切り、親フォルダ及びサブフォルダを"(ダブルクオテーション)で囲もう。

mkdirコマンドのマニュアル

余談として下記コマンドでmkdirコマンドのマニュアルを表示可能だ。

man mkdir