macOS再インストール後にディスクの空き容量が減った場合はインストールデータをチェックしてみよう

macOSを再インストールした場合などにユーザーデータに変化はないのに15GBほどディスクの空き容量が減る場合がある。

macOS Big Surの場合、再インストール(場合によってはクリーンインストールでも)の際などに30GBほどのデータが展開されるのだが、その内の15GBはrootボリューム(削除不可)の領域に、残りの15GBがDataボリュームに分かれて保存されるようだ。

このDataボリュームに保存された15GBのうち14GBほどのデータは少なくともmacOSのシステムでは全く使われておらずユーザー側で削除可能なため、削除すれば14GBの空き容量を確保可能だ。

なお、管理人は実際にこれらのファイルを削除し、問題がないことを確認しているがシステムファイルの一部を削除するという行為であることに変わりはないのであくまで自己責任でお願いしたい。

Dataボリュームのインストールファイル削除手順

1. ディスクユーティリティを開いてDataボリュームのインストールファイルの場所を開く

まずSpotlightなどで「ディスクユーティリティ」と入力してディスクユーティリティを開こう。

続いて「Data」ボリュームを選択して右クリックし「Finderに表示」をクリックしてFinderでインストールファイルの場所を開く。

2. 3つのファイルを削除する

フォルダが開いたら「macOS Install Data」フォルダを開く。

なお、もしこのフォルダが存在しない場合やフォルダが空の場合はmacOSのアップデートなどで自動的に削除された可能性があるので残念ながら出来ることはない。

管理人の環境ではmacOS Big Sur 11.2.3のMBP 13(Intel)ではこのフォルダがなく、同じくmacOS Big Sur 11.2.3がインストールされたMac mini(M1)にはフォルダが存在した。

MacRumorsのフォーラムでは同じM1 Macでもこのフォルダが存在しないという人もおり、少なくともmacOSの動作に不可欠であるというわけではないようだ。

「macOS Install Data」フォルダを開いたら「BaseSystem.dmg」「SFRUpdateBundle」「UpdateBundle」3つだけを削除する。

もし心配ならこの3つのファイルをUSBメモリや外付けHDDなどにバックアップ(移動)してもいい。

なお、削除の際に上記ダイアログが表示されたら管理者パスワードを入力しよう。

残りの「BaseSystem.chunklist」、「Index.sproduct」、「InstallAssistant.pkg.integrityDataV1」の3つのファイルも恐らく不要だと思うがファイルサイズが小さいため残す。

あとはゴミ箱を空にして念の為再起動。

3. 正常に再起動されたらディスクの空き容量をチェックして完了

削除前
削除後

正常にMacが起動し、ディスクの空き容量が14GBほど増えていたら成功だ。

ファイルを削除してもリカバリーモードなどは正常に起動可能

BaseSystem.dmgファイルを削除してもリカバリーモードに影響はなし

前述の手順で削除したファイルの中には「BaseSystem.dmg」というディスクイメージも含まれるため、macOSのリカバリーモードなどが正常に起動するのか不安に思うかもしれないが、リカバリーモードのブートに必要なmacOS Base System(リカバリーパーティション)と前述のファイルは無関係であり「BaseSystem.dmg」ファイルを削除してもリカバリーモードなどは正常に起動可能なことを確認している。

その他にも特にこれといったトラブルはない。

まとめ

今回ファイルを削除したM1 Mac miniは数週間前に一度macOS Big Surの再インストールを行った後に15GBほど空き容量が減ってしまい、長らく原因が分からなかったのだがどうやら本記事で扱ったファイルが原因だったようで削除したら再インストール前とほぼ同じ空き容量となった。

あくまで自己責任ではあるが、もしmacOSを再インストールして不自然に空き容量が減っていたら上記のフォルダをチェックしてみて欲しい。