macOSのダークモード&アクセントカラーの仕様について

macOS Mojaveからは従来までの「ライトモード」に加えてmacOSのUIや対応するアプリケーションの色合いを暗くすることが可能な「ダークモード」が追加された他、ライト・ダークモード共に「アクセントカラー」という新たなカラーオプションが加わった。

このダークモードの仕様について今まで触れていなかったので備忘録代わりにまとめる。

ダークモードの仕様

灰色以外のアクセントカラーはウィンドウが壁紙の影響を受ける

まず、ダークモードにおいてアクセントカラーを灰色以外に指定した場合、ウィンドウは壁紙の色調の影響を受ける。

例えば壁紙の色調が「赤」であればダークモードのウィンドウの色合いは「ピンク」のような色合いに変化する。

もちろん、壁紙の色調が青や緑を基調としているのであればダークモードも青や緑を反映した色合いになる。

ウィンドウはリアルタイムで壁紙の色を反映する

また、ダークモードにおいてアクセントカラーを灰色以外に指定した場合、ウィンドウはリアルタイムで壁紙の色調が反映される。

例えばウィンドウを壁紙の赤い部分から青い部分に移動させていくとリアルタイムでウィンドウの色がピンクから灰色へと変化していく。

ウィンドウの背後に壁紙がない場合、色は固定化される

前述のようにアクセントカラーに灰色以外を指定した場合、ウィンドウは壁紙に合わせて色も変化していく。

しかし、ウィンドウの背後に壁紙がない場合、つまりウィンドウに他のウィンドウが重なっているような状態の場合は最前面にあるウィンドウは壁紙の色調に合わせて色が固定化される。

なお、一部のダークモード対応サードパーティーアプリでは壁紙の色の影響を受けない場合もある。

アクセントカラーを灰色に指定した場合、色調は固定され壁紙の影響を受けない

アクセントカラーにおいて「灰色」は特別な仕様となっており、この灰色だけは固有の色調を持っているため、壁紙がどんな色を基調としていようがアクセントカラーに灰色を指定している限り、ダークモードの色は変化せず暗い色に固定される。

ちなみに「アクセントカラー」と「強調表示色」は明確に区別されており、強調表示色についてはそれぞれの色に「レッド」や「グラファイト」といった呼称があるが、アクセントカラーの色に関しては呼称が不明であるため、この記事では「灰色」と呼んでいる。

透明度を下げることで灰色以外のアクセントカラーでも色を固定化できる

アクセントカラーを灰色以外の色に指定した上で、壁紙の色調に合わせてダークモードでウィンドウの色合いが変化するのを避けたい場合はシステム環境設定の「アクセシビリティ」を開こう。

アクセシビリティ設定を開いたら左パネルから「ディスプレイ」を選択し、「透明度を下げる」をオンにすると、ダークモードは例えアクセントカラーに灰色以外を指定したとしても、壁紙の色調の影響を受けることはなくなり、灰色にした場合と同じ暗い色に固定される。

macOS Big Surでは壁紙による色調の変化をオフにできる

規約違反になるためスクリーンショットは掲載しないが、macOS Big Sur Developer Beta 4からは「一般設定」に壁紙による色調の変化をオフにする項目が追加されている。

参考 Make Dark Mode Darker in macOS Big Sur With New Toggle to Disable Wallpaper TintMacRumors

これについては管理人も実際にmacOS Big Sur Developer Beta 4を使用して確認している。

まとめ

macOSのダークモードについてはライトモードと違って壁紙の影響を受けるというギミックあるが、壁紙の基調が極彩色の場合はウィンドウの色合いも少々けばけばしい色になるため、macOS Big Sur以外を使用していている場合はアクセントカラーに灰色を指定するのが一番視認性が良いのではないかと思う。

なぜダークモードだけこのような仕様になっているのかはわからないが、ダークモードでウィンドウの色がおかしいと感じたら壁紙が基調としている色を意識してみよう。