Mac(macOS)のフォントサイズを変える複数の方法

macOSではフォント(テキスト)のサイズはユーザーが変更できる部分が少ないが、ここではmacOSにあらかじめ用意されている設定及びサードパーティーアプリケーションでmacOS全体のフォントサイズを変更する方法(アクセシビリティを除く)を紹介する。

macOSのフォントサイズを変える方法

擬似解像度を利用する方法

MacBookシリーズやiMac、あるいは4Kモニターなどの高解像度モニターを接続している環境では「擬似解像度」を変えることでフォントサイズ、というよりmacOS全体のインターフェースを変更することが可能だ。

擬似解像度を変更するにはシステム環境設定の「ディスプレイ」の項目を開く。

ディスプレイの設定画面が開いたら「解像度」の項目で「ディプレイのデフォルト」となっている部分を「変更」にすると擬似解像度を変更することが可能だ。

また、Optionキーを押しながら変更をクリックすることで詳細な擬似解像度のリストを表示することもできる。

擬似解像度を変更する方法は作業スペースも変わってしまうという欠点があるが、macOS全体のフォントサイズを最も手軽に、低リスクで変更可能だ。

Finderの場合、表示オプションでテキストサイズを変更する

これはFinderウィンドウとデスクトップでのみ有効な方法だが「表示オプション」からテキストサイズを変更することが可能だ。

まずFinderのウィンドウ上で右クリックして「表示オプションを表示」をクリックするかCommand+Jキーを押そう。

表示オプションが表示されるので「テキストサイズ」のドロップダウンメニューからフォントサイズを選んで変更しよう。

また、この設定をFinderウィンドウのデフォルトとして設定したい場合は下部にある「デフォルトとして使用」をクリックしておこう。

この方法はFinderウィンドウとデスクトップ内でのみ有効であるが、今回変更した表示オプションの内容を下記の記事の手順で全てのウィンドウに適用すればFinderウィンドウの視認性が向上するだろう。

macOSで表示オプションの設定を全てのフォルダに適用する方法

ブラウザの場合、ズームを使う

Safari、Chrome、Firefoxのいずれの場合でもWebサイト上でCommandと+キーで拡大(ズームイン)Commandと-キーで縮小(ズームアウト)が可能であり、更にこの設定はドメインごと(Webサイトごと)に変更が保存されるため、特定のWebサイトのみ文字サイズを変更すると言ったことも可能だ。

閲覧しているWebサイトに合わせて適宜拡大と縮小を設定すればブラウジングの視認性が確実に向上するだろう。

TinkerToolを使う

サードパーティーの無料アプリである「TinkerTool」を使うことでmacOSの全体のフォントを変更することが可能だ。

ただし、全てのテキストサイズの変更が反映されるとは限らず、更にアプリケーションやmacOSのシステムフォントのサイズが統一されずに表示がチグハグになってしまう可能性もある。

公式サイトに飛んだら「Download」のタブをクリック。

ページの右にある「Download」というボタンをクリックしてTinkerToolをダウンロードしよう。

ダウンロードしたDMGファイルを開くと、この手の無料アプリとしては珍しくEULA(End User License Agreement)が表示されるので「Agree」をクリック。

TinkerTool.appをアプリケーションフォルダにドラッグアンドドロップして起動する。

TinkerToolを起動すると上記警告が出るので「開く」をクリック。

上記ウィンドウが出たら「Understood」をクリック。

TinkerToolのメイン画面が開いたら「Fonts」の項目に移動して上記画像赤枠内のフォントやフォントサイズを好きな値に設定しよう。

また、「Application」や「Fixed-pitch」のフォントやサイズを変更する場合は「Change」をクリックして変更しよう。

変更したフォントやフォントサイズの項目は上記画像のように黄色のマーカーが付く。

また、右下にある「Show preview」でプレビュー、「Set to default」で変更をデフォルトに戻すことが可能だ。

フォントサイズの変更が終わったのなら一度アプリケーションを再起動するか、Macからログアウトしてログインし直そう。

上記画像はTinkerTool設定前(macOSデフォルトのフォントサイズ)のアクティビティモニタの表示。

上記画像はTinkerTool設定後のアクティビティモニタだ。

見て分かる通りほとんどの設定は無視されてしまったが、ウィンドウタイトルバーや「プロセス名」「CPU」「CPU時間」などのラベルのフォントサイズは設定前と比べると大きくなっており変更が反映されている。

TinkerToolでのフォントサイズの変更は万能ではないが、特にリスクもなく簡単にシステムやアプリケーションのフォントサイズを変更できるため、試してみるといいだろう。

まとめ

正直に言ってmacOSはフォントサイズの変更もそうだが、システム全体においてカスタマイズの自由度は低い。

現在macOS Mojave/CatalinaでOS X Mavericksの外観を再現するというプロジェクトがGitHubで進行中だが、GitHubのページを見ても分かるようにmacOSはテーマやフォントサイズの変更を自由に行うには手間と時間がかかる場合が多い。

参考 macOSMavericksThemeGitHub

GitHubのプロジェクトのような高リスクを伴う以外の方法でフォントサイズを変更したい場合は本記事の方法を試して頂きたい。