macOS Catalina上のSafariで「このWebページは多くのメモリを使用しています」の警告が頻繁に出る場合の対処法

僕の環境ではmacOS Catalina 15.1及びSafari 13.0.3(どちらも2019年12月3日時点の最新バージョン)の組み合わせにおいてTwitterなどで「このWebページは多くのメモリを使用しています。このWebページを閉じるとMacの応答が改善する可能性があります」というメッセージが頻繁に表示される。

このメッセージはかなり前のバージョンのSafariから既に存在しているがmacOS Catalina及びSafari 13では以前より頻繁に表示されるように思う。

ここではSafariでメモリ警告の表示が頻繁に出る場合の考えられる限りの対処法を紹介する。

Safariのメモリ使用量の確認方法

まず対処法の前にSafari(各Webサイト)がどれだけメモリを使用しているのかアクティビティモニタで確認してみよう。

Safari使用中にアクティビティモニタを起動し「メモリ」タブに移動し現在Safariで開いているWebサイトアドレスのプロセスを見るとそのWebサイトがどの程度メモリを使用しているのか確認できる。

画像では僕のブログが1.10GBというかなりの量のメモリを使用していることがわかる(記事執筆中のため)。

なお、Apple Musicに加入中でmacOS Catalinaでミュージックアプリを起動している場合「http://sb.music.apple.com」というプロセスが表示されるがこれはSafariとは関係ない。

Safariのメモリ警告が頻繁に出る場合の対処法

では本題の対処法に移ろう。

Safariのメモリ警告はいわゆる「お節介機能」の一つで設定からこの警告自体をオフにする方法はない。

そのため対処法はSafariやWebサイトの設定を弄ってSafariのメモリ使用量を減らすという間接的なものになる。

ちなみにこの警告はたとえMacの搭載メモリが32GBや64GBなど潤沢にあってメモリが有り余ってる場合でも表示される。

なお一時的にこの警告を止めるには単純に警告が出ているタブを閉じてまた開き直せばいい。

この警告を無視して使い続けた場合、最終的にそのページは強制リフレッシュ(再読み込み)が行われる。

Twitterの設定でメディアの自動再生をオフにする

ブラウザ版のTwitterでは多数のGIF画像や動画が再生されメモリ使用量が上がる場合があるため、Twitter側の設定でメディアの自動再生をオフにしてみよう。

Twitterのメディアの自動再生をオフにするにはプロフィールアイコンをクリックし「設定とプライバシー」から「データ通信量」を開き「自動再生」を「しない」に変更する。

SafariのWebサイト設定で自動再生をオフにする

TwitterのようにWebサイト側にメディアの自動再生のオン/オフ設定がある場合はいいが大抵のWebサイトにはそういった設定がない。

そこでSafariの「環境設定」から「Webサイト」タブに移動し左の「自動再生」のパネルをクリックして各Webサイト及びデフォルト設定を「自動再生しない」に変更してSafari側からもメディアの自動再生をオフにしてみよう。

機能拡張を無効/アンインストールする

Safariの機能拡張を多数インストールしている場合は使っていない機能拡張をオフにしたり、今後使わないようであればその機能拡張自体をアンインストールしてみよう。

Safariの「環境設定」から「機能拡張」タブに移動し、機能拡張をオフにする場合は左パネルからオフにしたい機能拡張のチェックを外し、アンインストールする場合はアンインストールしたい機能拡張をクリックして「アンインストール」を実行しよう。

Webサイトのキャッシュを空にする

Webサイトを閲覧していくとSafariの中にはキャッシュと呼ばれるWebサイトのデータが溜まっていく。

通常はキャッシュが増えた場合、自動で削除されていくがキャッシュがメモリ使用量に影響を与えている可能性もあるので一度Webサイトのキャッシュを消してみよう。

なおこの方法でキャッシュを消してもWebサイトのログイン情報やパスワードは消えないので安心していい。

キャッシュを消すにはまずSafariの「環境設定」から「詳細」タブを開き「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックをつける。

するとメニューバーに「開発」という項目が表示されるのでそこから「キャッシュを空にする」をクリックするとキャッシュが消える。

Safari Technology Previewを使用してみる

上記方法を試しても改善しない場合、他のブラウザに乗り換えるのもありだがどうしてもSafariを利用したいのなら最終手段としてSafariの「Technology Preview」を使用してみるのも手だ。

ダウンロード

Technology PreviewとはSafariの最新機能をいち早く試せるパワーユーザー向けのバージョンであり、安定性は保証されず言語も英語のみだが既存のSafariの不具合が改善されている場合もあるため、現在のSafariに問題がある場合はTechnology Previewを利用することにより問題を解消できる可能性がある。

Technology Previewをインストールしても現在使っているバージョンのSafariは上書きされず、新たにTechnology Preview版のSafariがインストールされるだけなので現在のSafariはそのまま残りリスクも少ない

ちなみに2019年12月3日時点においてTechnology PreviewはmacOS Mojave版とmacOS Catalina版がそれぞれ公開されている。

自分の使用しているmacOSに合わせてダウンロードしよう。

なお通常版のSafariにインストールした機能拡張や設定、お気に入り、履歴などはほとんど引き継がれるが場合によっては動作しない機能拡張があるので注意。

まとめ

以上、macOS CatalinaとSafari 13の組み合わせでメモリ警告が頻繁に出る場合の対処法を紹介した。

正直に言ってmacOS CatalinaとSafari 13の組み合わせは細かな不具合が多くあまりお勧めはできない。

Safari 13自体はmacOS CatalinaでなくともインストールできるためSafari 13単体をMojaveなどで利用するのならいいのだがmacOS Catalina上では現状利用しない方が賢明だと僕は思う。