macOS Big Surのウィンドウを従来スタイル(デザイン)に戻す方法

macOS Big SurではFinderウィンドウや各アプリケーションのウィンドウのタイトルバーやツールバーが大きくなっており、検索ボックスもクリックするまで表示されないが、これを従来のmacOSのスタイル(デザイン)に一発で戻す方法を紹介。

以前の記事でFinderウィンドウのプロキシアイコンのディレイを無効にする方法を紹介したが、本記事の手順ではプロキシアイコンを常時表示させることも可能だ。

macOS Big SurでFinderウィンドウのアイコン(プロキシアイコン)をディレイなしで即表示する方法

macOS Big Surのウィンドウを従来スタイルに変更する手順

ターミナルコマンドを実行

下記ターミナルコマンドを実行後、全てのアプリケーションを開き直せばFinderウィンドウから各アプリケーションのタイトルバー、ツールバーを従来表示に戻すことが可能(一部アプリを除く)。

defaults write -g NSWindowSupportsAutomaticInlineTitle -bool false;killall Finder

前述の通り、コマンド実行後は現在開いているアプリケーションは全て一度終了させて開き直そう。

Safariのタイトルバーやツールバーも従来スタイルに。
アクティビティモニタなども従来スタイルに変更され、検索ボックスが常時表示されている

このコマンドによりSafariなど、Apple製のアプリはほぼ全てウィンドウやツールバーのスタイルが従来のmacOSスタイルに戻る他、macOS Big Surの仕様に準拠しているサードパーティーアプリのスタイルも変更される(もちろん効果は永続する)。

macOS Big Surの太いタイトルバーや大きなツールバーなどが好みではなかったり、Finderなどの検索ボックスを常に表示させたい人は重宝するはず。

ただし、場合によってはツールバーのアイコンが小さくなりすぎる、閉じるボタンなどの位置がおかしくなるなど弊害もある。

元に戻す場合

元のデザインに戻す場合は下記コマンド実行後、再度アプリケーションを開き直す。

defaults delete -g NSWindowSupportsAutomaticInlineTitle;killall Finder

特定のアプリケーションだけに適用する場合

FinderやSafariなど特定のアプリケーションのスタイルのみを変更する場合は下記のようなコマンドを実行する(ターミナルへのフルディスクアクセス権付与が必要)。

defaults write com.apple.Safari NSWindowSupportsAutomaticInlineTitle -bool false

上記コマンドはSafariのみに先ほどのコマンドを適用する方法だ。

上記コマンドの「Safari」となっている部分(バンドルID)を適用させたいアプリケーション向けに適宜変更してコマンドを実行しよう。

なお、実験してみた限り、特定のアプリケーションだけに適用させる方法は例えバンドルIDが正しくても効果がない場合があるため注意。

コマンド実行後は当該アプリを開き直そう。

元に戻す場合は「Safari」の部分を当該アプリに置き換えて下記コマンドを実行しよう。

defaults write com.apple.Safari NSWindowSupportsAutomaticInlineTitle -bool true

まとめ

macOS Big Surのデザインの変更は従来のmacOSに慣れ親しんだユーザーからすれば少々戸惑うため、本記事の手順で従来スタイルに戻すと作業効率が向上すると思う。

ただ、本記事の手順は前述の通り手動で元に戻さない限り効果は永続するが将来のmacOS Big Surアップデートや、あるいは次期macOSなどでコマンドが廃止される可能性もある点に注意。