macOS Big SurでParallels Desktopが起動しない場合の対処法

macOS Big Surベータでは現状Parallels Desktopはエラーが出て通常の方法では起動しないため対処法を紹介する(Parallels Desktop内のBig Surが起動しないのではなく、Big Sur上のParallels Desktopが起動しない)。

なお、macOS Big Surのベータはデベロッパーベータ、そして今後リリースされると思われるパブリックベータにおいても秘密保持契約の対象であり、公表されている技術情報以外の情報を第三者に公開することは禁止されている。

画像出典 Parallels

ただ、Parallels DesktopのエラーはParallels公式サイトでも発表されている他、互換性の問題であるため、Appleの規約と照らし合わせて対処法を掲載しても違反には当たらないと判断した。

参考 Known issues with macOS 11 Big Sur and Parallels Desktop for MacParallels 参考 macOS Big Sur 11 Beta 3 Release NotesApple

ただしmacOS Big Surのスクリーンショットは掲載しない。

macOS Big SurベータでのParallels Desktop起動不可の対処法

Parallelsが推奨する対処法

Parallels自身はmacOS Big SurベータでParallels Desktopが起動できない場合の対処法として、Parallels Desktopをアンインストールし、代わりにMac App Store版のParallels Desktopを使用することを推奨している

Install Parallels Desktop from App Store (applicable only to subscription owners only):


Remove the existing Parallels Desktop application file from the /Applications folder.


Install Parallels Desktop from App Store
Sign In and Activate the product by clicking I have Subscription button and select your subscription from the list.


Click Open… button in the Installation Assistant window to locate your virtual machine (by default, virtual machines are stored in /Users/username/Parallels folder). KB 117333 will help locating your virtual machine.

Known Issues - Parallels

ただし、この場合、Parallels Desktopの設定が失われる可能性がある他、Mac App Store版のParallels Desktopは機能が削られている。

Mac App Store版を使用したくない場合はターミナルコマンドを使用した別の方法を試せそう。

ターミナルコマンドでの対処法

下記コマンドをターミナルで実行するとインターフェースの描画が若干おかしいもののParallels Desktopが起動可能になる。

SYSTEM_VERSION_COMPAT=1 open -a "Parallels Desktop"

このコマンドはバージョンチェックをバイパスするコマンドなので、Parallels Desktopのバージョンチェックがエラーの原因のようだ。

なお、注意点としてParallels Desktopを起動する度に上記コマンドを実行する必要がある。

まとめ

有料・無料を問わず、現在多くのMac向けソフトウェアにおいてmacOS Big Surと既存のアプリケーションとの互換性の問題が報告されている。

早ければ今週、遅くとも来週にはリリースされると思われるパブリックベータは誰でも無料で利用可能なプログラムであるが、もしパブリックベータを利用するなら不具合が発生した場合に支障が出るマシンにインストールしない・使用しているアプリケーションのサポート情報を確認する、更には下記のような問題も以前のデベロッパーベータまで存在していたため万全を期して頂きたい。