macOS Big SurではFinderのツールバーなどのシンボルが簡素化され、一段とスキューモーフィズムからの脱却が図られたせいでダークモードを設定しているとどことなく違和感があったので個人的にしっくり来るデザインに変更してみた。

見た目としては1984年からのClassic Mac OSのSystem 1〜6までのデザインを彷彿とさせる(知っているだけで使ったことはもちろんない)。

このカスタマイズにはアプリなども使用せずmacOS Big Surの設定を少し弄れば簡単に実現可能。
INDEX
macOS Big SurをSystem風にする手順
ライトモードとアクセントカラー、強調表示色の設定

システム環境設定の「一般」の設定でライトモードを設定し、アクセントカラーを灰色、強調表示色を「グラファイト」に設定。
アクセシビリティでコントラストを上げる

続いてシステム環境設定の「アクセシビリティ」設定のディスプレイの項目で「コントラストを上げる」を有効にする。
この際、透明度は自動でオフになる。
なお、下の「コントラスト」のスライダーを調整するとコントラストの強さを変更でき、色合いが更にSystem 1〜6に近づくがOSの要素やWebサイトなどのコントラストも上がってしまうため、コントラストは通常のままで変更しない。
欲を言えばシステムで保護されているアイコンなども変えたい
個人的にはサードパーティーアプリはもちろんシステムで保護されているアイコンなども変更してカスタマイズしたいところだが、現状macOS Big Surはシステムで保護されているフォルダアイコンなどは簡単に変更できないため口惜しい。
macOS Big Surの全てのアイコンを任意に変更する方法は現在も模索中なので有効な方法があった場合は今後も追記する。
今回のカスタマイズ(というほど大袈裟なものではないが)は遊びで設定したというよりは通常使用前提であり、気に入ったので今後はこの設定でmacOSを使っていこうかと思っている。

このSystem 1〜6風の色合いはmacOS Big Surのミニマルなシンボルやアイコンに合っており、ダークモードを設定するより違和感が少ないと個人的には感じている。