macOS Big Surの最新版のベータのフルインストーラーを入手する方法

現在macOS Big Surのベータを利用していて、差分アップデートではなくフルインストーラー(USBインストーラーなど)から最新版のベータをインストールする場合の手順を紹介する。

例として現在macOS Big Sur Beta 4を利用していて、最新版のBeta 5をソフトウェアアップデートからではなくフルインストーラーを用いてクリーンインストールしたいといった場合だ。

なお、ベータソフトウェアの未公開の技術情報やスクリーンショットの掲載は規約で禁止されているため、規約で許されている以外の情報は公開しない。

また、注意点としてmacOS Big Sur Beta 5はリリースされたばかりのiMac 5K 27 2020年モデルには対応していない。

macOS Big Surの最新版のベータのインストーラーを作る手順

1. ベータアクセスユーティリティをインストールし直すか、Mac App Storeから入手する

最新版のmacOS Big Surベータのフルインストーラーを入手するにはベータアクセスユーティリティ(パッケージファイル)を再度デベロッパーページやパブリックベータプログラムページからダウンロードしてインストールし直すと、既にmacOS Big Surベータがインストールされている環境であっても現在Appleのサーバーで最新のベータのフルインストーラーのダウンロードが始まる。

ただし、デベロッパー・パブリックベータの最新版の配信直後は最新版のベータがまだフルインストーラーという形で配信されていないことがあるので注意。

ベータアクセスユーティリティはデベロッパープログラムであればデベロッパーアカウントのページから、パブリックベータであれば下記のページにアクセスしてダウンロードしよう。

また、以下のMac App Storeのページでも同様のインストーラーが配信されているため、下記のMac App Storeページから「入手」をクリックしてもフルインストーラーをダウンロードすることができる。

なお、このストアには誰でもアクセス可能だが入手にはデベロッパーベータ、もしくはパブリックベータプログラムに登録している必要がある。

デベロッパープログラム・パブリックベータプログラムのいずれにも登録していない場合は「入手」をクリックしても下記画像のようにエラーが出る。

デベロッパープログラムやパブリックベータプログラムには先ほども掲載した下記のリンクから登録しよう。

2. ダウンロードしたインストーラーからmacOS Big SurベータのUSBインストーラーを作る

ベータアクセスユーティリティをインストールし直すか、前述のストアにアクセスして「入手」をクリックするとフルインストーラーのダウンロードがソフトウェアアップデートの画面で始まるが、ダウンロードが終わったらインストール画面は終了させる。

するとアプリケーションフォルダにmacOS Big Surベータのフルインストーラーが保存されるので下記のコマンドでUSBメモリにインストーラーを作成する。

これらの流れやコマンドは以前までのmacOSと全く変わらないので簡単だろう。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur\ Beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/USBメモリのボリューム名

「USBメモリのボリューム名」という部分には文字通りインストーラーを作りたいUSBメモリのボリューム名を入力しよう。

すると「If you wish to continue type (Y) then press return」と表示されるので「Y」と入力してエンターキーを押すとUSBインストーラーの作成が始まる。

3. USBメモリから起動しディスクを消去してmacOS Big Surをインストールすれば完了

あとはリカバリーモードのディスクユーティリティで現在のmacOS Big Surベータを消去するなどして、作成したUSBインストーラーをMacにセットした上でMacを終了させ、Optionキーを押しながら起動して選択画面でUSBインストーラーをクリックすれば最新版のmacOS Big Surベータのインストールが可能だ。

まとめ

macOS Big Surのベータを利用するような人にとっては単純な手順であると思うが、ベータアクセスユーティリティをインストールし直す(またはMac App Storeにアクセスする)とmacOS Big Sur最新版ベータのフルインストーラーがダウンロードできるというのは意外と気付きにくい。