
本来AppleやMac関連のニュース的な記事は書かないのだがMacBook Pro 13 Mid 2019 1.4Ghz(エントリーモデル)を使用している僕には無視できない問題がApple公式により日本時間2019年12月4日に報告されたのでまとめる。
INDEX
MacBook Pro 13 2019のエントリーモデルの問題
概要

2019年12月4日、Appleは英語サポートページにおいてMacBook Pro 13 Mid 2019のエントリーモデル(Two Thunderbolt 3 portsモデル)で突然Macがシャットダウンする問題が存在すること、及び問題が起きた際の対処法を公開した。
対象となるのは2019年7月にリリースされたMacBook Pro 13 Mid 2019のエントリーモデル(Thunderbolt 3が2つのみのモデル)である。
CPUのクロックで言えば1.4Ghzまたは1.7Ghzのモデルとなる。

2019年12月4日時点では日本語のサポートページがないため対処法を翻訳して紹介する。
MacBook Pro 13 Mid 2019が突然シャットダウンする場合の対処法

MacBook Pro 13 Mid 2019エントリーモデル(Two Thunderbolt 3)がバッテリーの残量があるにも関わらずシャットダウンする場合、以下の手順を実行する。
- 使用しているMacBook Pro 13のバッテリー残量が90%未満の場合はステップ2へスキップ。バッテリー残量が90%以上の場合はバッテリー残量が90%未満になるまでコンピュータを使い90%未満に減らす。
- 充電アダプタを繋ぐ
- 全てのアプリケーションを終了する
- MacBook Pro 13を閉じてスリープモードにする
- 少なくとも8時間以上MacBook Pro 13を充電する
- 8時間以上経ったあと、macOSが最新でない場合はmacOSをアップデートする
以上の手順を試しても問題が解決しない場合、Appleサポートに問い合わせる。
まとめ 泣きっ面に蜂

MacBook Pro 13 Mid 2019はただでさえバタフライキーボードが壊れやすく無償修理プログラムにリスト入りしているのに突然シャットダウンする問題まで存在するというのは正に泣きっ面に蜂だ。
もちろんこの問題は全てのMacBook Pro 13 Mid 2019が当てはまるわけではなく、あくまでごく一部に留まるようだが突然シャットダウンするというリスクが存在することはAppleが公式に発表したことからも確かである。
不具合の詳しい原因はAppleは何も述べていないが恐らくはハードウェアに起因するものでありmacOS Catalinaとは無関係だろう。
実は僕も数日前にMacBook Pro 13 Mid 2019が突然シャットダウンするというのを経験しており、この問題が発生している可能性も否定できない。
最近のAppleはどうにもハードウェア面でもソフトウェア面でもクオリティコントロールという点で問題があるように思う。
いずれにしろMacBook Pro 13 Mid 2019エントリーモデルを使用しているならこの問題の存在と対処法は心に留めておくべきだろう。