MacBookシリーズで蓋を閉じてもスリープにさせない方法

MacBookシリーズで蓋(Lid/ディスプレイ)を閉じてもスリープさせない方法を紹介する。

なお、本記事の方法で蓋を閉じた際にスリープを無効にしてもディスプレイは蓋を閉じると消灯するため、ディスプレイが意味なく点灯したままになることはない。

MacBookシリーズで蓋を閉じた際のスリープを無効にする方法

NOTE
マルチモニター環境、モニターをUSB-Cケーブルで接続してモニター経由で充電しながら使用しているなどの場合は本記事の方法が正常に機能しないことがあります。

コマンドの有効性は下記環境で確認しました。
・MacBook Pro 13" 2019
・macOS Big Sur 11.2.3

下記コマンドをターミナルで実行すると蓋を閉じた際のスリープが無効になる(正確に言えばスリープそのものが無効になる)。

sudo pmset -a disablesleep 1

パスワードの入力を求められたら管理者パスワードを入力してエンターキー。

元に戻す場合は下記コマンドを実行する。

sudo pmset -a disablesleep 0

蓋を閉じた際のスリープを無効にして必要な作業が終わったのなら元に戻すのを忘れないように注意(特にバッテリー駆動時)。

元に戻らなくなってしまった場合

元に戻すコマンドを実行しても蓋を閉じた際にスリープに移行しなくなってしまった場合はメニューバーのAppleマークをクリック。

「スリープ」をクリックして一度スリープ状態に移行させればその後は正常な状態に戻る。

-bといったフラグは現状無視される

本来であれば下記のように「-b(バッテリー)」というフラグを付けてコマンドを実行すれば「バッテリー駆動時のみスリープを無効にする」といった指定も可能なはずだが、実験してみた限り少なくともmacOS Catalina以降では「-b」といったフラグは無視され、バッテリーフラグの有無に関わらず全てのスリープが無効になる。

sudo pmset -b disablesleep 1

少なくともmacOS Catalina以降では上記のような「バッテリーフラグ」を付けたコマンドを指定してもAC電源駆動・バッテリー駆動時共に完全にスリープが無効になるという点に注意しておこう。

pmsetのマニュアル

余談だが下記コマンドでpmsetコマンドのマニュアルを表示可能。

man pmset

Qキーでマニュアルを終了。

なお、マニュアルには今回扱ったスリープ無効コマンド"disablesleep"についての説明はなし。

まとめ

蓋を閉じた際のスリープを無効にするというのは大半の場合必要ないかもしれないが、埃に弱いバタフライキーボードを搭載したMacBookに長時間処理をさせて放置状態にしたり、MacBookを持って移動中に何らかの処理をさせたい場合は有用だと思う。

ただ、処理が終わったあとは再度有効にするのを忘れないように注意してほしい。