サンプル音付き Macでタイプ音をタイプライター風にする

Macのキータイプの音をタイプライター風などに簡単に変更できる無料アプリ「JazzUp」の紹介と使い方を解説する。

本記事ではJazzUpで設定可能な全てのサウンドのサンプル(管理人が実際に録音したもの)も掲載する。

JazzUpの使い方

JazzUpは設定などは必要なく(そもそも設定画面などがない)、起動するだけでメニューバーに常駐して機能する。

公式サイトに飛んだらJazzUpの「DOWNLOAD」というボタンをクリックしてダウンロードして起動しよう。

起動するとアクセシビリティ権限が必要と出るので「Open System Preferences and Quit」をクリック。

「セキュリティとプライバシー」の「アクセシビリティ」設定ウィンドウが開くので「JazzUp」にチェックを付ける。

チェックを付けたら再度JazzUpを起動しよう。

正常に起動したらあとはメニューバーのアイコンからタイプ音にしたいサウンドを選択すればキーを打つたびにサウンドが再生される。

また、サウンドによってはDeleteキーとエンターキーなどでそれぞれ音が違ったりといった凝った趣向もある。

ちなみに本アプリをMacの起動と同時に開始したい場合はシステム環境設定の「ユーザーとグループ」の「ログイン項目」に本アプリを追加しておこう。

JazzUpのタイプ音サンプル

以下は実際に管理人がタイプして内部録音したそれぞれのタイプ音のサンプルとなる。

内部録音はSound BlasterX G5(USB-DAC)で行ったためMacの環境によって実際の音と多少違う可能性がある点に注意して頂きたい。

Typewriter (Small)

タイプライター(小)。

エンターキーの音が独特となっている。

Typewriter (Big)

タイプライター(大)。

一般的に最もタイプライターの音と認知されていると思われるサウンド。

タイプ音が重く、エンターキーを押した際の音も重量感がある。

Typewriter (Electric)

タイプライター(小)とも(大)とも違う独特の音となっており、エンターキーの音は電子音。

Spoken

タイプした文字を読み上げる(アルファベットのみ)。

ただし、例えば下記のような英語の文章をタイプしたとしても文章として読み上げるわけではなく「アイ・エム・エス・オー・アール・アール・ワイ〜」などとなる。

I'm sorry Dave, I'm afraid I can't do that. 
(2001年宇宙の旅より)

また、タイプ速度が速すぎる場合、読み上げが追いつかなくなる。

本アプリはいわゆる「ジョークアプリ」の一種に入るかもしれないが、この「タイプした文字を読み上げる」という機能は視覚に障碍がある人にとってある程度有用と言えるかもしれない。

iOS

iOS 9までのタイプ音。

現在のiOSよりかなり「硬い」音となっている。

Clacky (Mechanical)

メカニカルキーボードのタイプ音。

Clackyとは「固いものがぶつかる音」、「カチャカチャ音」を意味する英単語のことだがメカニカルキーボード全般を指して「Clicky-Clacky Keyboard」と表現することもある。

Clicky (Scissor)

シザースイッチキーボードのタイプ音。

Clickyは「クリック感のある」を意味している。

名前の通り若干カチャカチャ音を残しながらもシザースイッチ特有のソフトなタイプ音となっている。

ちなみにシザースイッチは日本では電車の菱形の集電装置から取って「パンタグラフ」とも呼ばれる。

Cherry MX

ドイツのCherry社製「Cherry MX」スイッチの音を再現したタイプ音。

Cherry MXスイッチを採用するキーボードとしてはFILCOのMajestouchなどが有名。

僕はCherry MXスイッチキーボードを何種類か使用したことがあるが、個人的に「青軸」の音に最も近い感じがした。

まとめ

本アプリはかなりマニア向けではあるが、非常にシンプルな上にタイプ音に雑音が入ったりすることもなく割と気に入ったアプリだ。

ただし、僕は当ブログ記事や仕事で1日10時間ほどひたすら文章を書き続けることがあるため、高音や電子音などが含まれるタイプ音に設定していると頭痛がしてくる。

本アプリを使用するならサウンドはClacky (Scissor)やiOS、Typewriter (Big)が耳障りにならず良いかと思う。