Macの画面共有でサインイン(パスワード入力)をスキップして接続する方法

通常macOSの画面共有ではアクセスの際にユーザー名とパスワード入力画面(サインイン画面)が必ず表示されるが、このサインイン画面をスキップして即座に対象のコンピュータに接続する方法を紹介。

画面共有サインイン画面スキップ手順

1. vnclocファイルを開く

まずFinderの移動メニューで下記フォルダに移動。

~/Library/Containers/com.apple.ScreenSharing/Data/Library/Application Support/Screen Sharing/

もし上記フォルダに何もない場合は下記フォルダに移動。

~/Library/Application Support/Screen Sharing/

フォルダに移動すると上記画像のように「vncloc」という拡張子のファイルが存在するはずなので右クリックし「このアプリケーションで開く」から「その他」をクリックしてテキストエディットなどのエディターでファイルを開く。

2. vnc://のあとにユーザー名@を付加する

ファイルを開いたら上記画像の赤枠で囲った「<string>vnc://~</string>」という記述を探す。

続いて上記画像のように「vnc://」のあと(アドレスの前)に「ユーザー名@」という記述を追加する。

例えばアドレスが「192.168.10.101」といった場合には下記のようになる。

vnc://ユーザー名@192.168.10.101

「ユーザー名@」の記述を追加したらファイルを保存する。

なお、複数のコンピュータで画面共有を利用しているならサインインをスキップしたいvnclocファイルごとに上記手順を繰り返す。

3. 対象のコンピュータに接続してサインインがスキップされたことを確認して完了

あとは画面共有の右クリックから「vncloc」ファイルを開くなり、そのファイル自体をダブルクリックするなりして対象のコンピュータに接続し、サインイン画面がスキップされることを確認して完了。

なお、この際に新たに「(ユーザー名).vncloc」というファイルが自動で作成されるが、そのファイルからの接続は通常のサインイン画面が表示されるため、そのファイル自体も前述の手順で編集してしまうか無視しよう。

接続を解除するとサインイン画面が再度表示されてしまう場合

画面共有の接続を解除すると再度サインイン画面が表示されてしまう場合は「ユーザー名@」の記述を追加して保存したあと、vnclocファイルを右クリックして「情報を見る」をクリック。

「情報を見る」のパネルが開いたら「ロック」にチェックを付ければそのファイルは自動編集されることはなくなり、サインイン画面のスキップが維持される。

変更を元に戻す場合

変更を元に戻す場合はvnclocファイルを再編集して「ユーザー名@」の記述を削除して保存し直す。

画面共有の最近使った項目を消去(クリア)する方法

Dockの画面共有アイコンを右クリックした際に表示されるファイル(最近の項目)を消去するには画面共有のメニューバー>「接続」>「最近使った項目」で「メニューを消去」をクリックしよう。

まとめ

サインイン画面をスキップすると即座に対象のコンピュータに接続され、すぐに画面共有が開始されるので頻繁に画面共有を利用する人は本記事の方法を用いると便利だ。