Mac Safariの高速化TIPSまとめ

MacのSafariを少しでも高速化(軽量化)するTIPSのまとめ。

通常のSafariはアニメーションなどのリッチエフェクトやWebページのレンダリングのディレイが存在するため、本記事の手順で少しでも高速化させてみよう。

また、本記事の方法はSafariのWebサイトへの接続が遅い、Safariが重いといった場合にも有効だ。

Mac Safari高速化TIPS

下記の手順を始める前にあらかじめSafariは終了させておこう。

DNSプリフェッチ機能を無効化

下記コマンドをターミナルで実行してDNSプリフェッチ機能を無効化してみる。

defaults write com.apple.Safari WebKitDNSPrefetchingEnabled -bool false

コマンドを実行したらSafari、もしくはMacごと再起動させる。

元に戻す場合は下記コマンドを実行。

defaults delete com.apple.Safari WebKitDNSPrefetchingEnabled

Webページのレンダリングのディレイ(遅延)を減らす

下記コマンドを続けてターミナルで実行してWebページのレンダリングのディレイを減らしてみる。

defaults write com.apple.Safari WebKitInitialTimedLayoutDelay 0.25
defaults write com.apple.Safari WebKitResourceTimedLayoutDelay 0.0001

コマンドを実行したらSafari、もしくはMacごと再起動させる。

元に戻す場合は下記コマンドを続けて実行。

defaults delete com.apple.Safari WebKitInitialTimedLayoutDelay
defaults delete com.apple.Safari WebKitResourceTimedLayoutDelay

スワイプの戻る・進むのアニメーションをバイパスする

通常Safariではトラックパッドの2本指スワイプで「戻る・進む」という操作が可能だが、その場合は上記画像のようなアニメーションが表示される。

このアニメーションを無効、というよりバイパスするにはまずシステム環境設定から「トラックパッド」の項目を開く。

トラックパッドの設定の「その他のジェスチャ」タブにある「ページ間をスワイプ」を「3本指でスワイプ」に変更する。

3本指での戻る・進むの場合はアニメーションが無効になり、瞬時に「戻る・進む」という操作が可能になる。

ただし、2本指スワイプと違って3本指スワイプはスワイプの方向が逆になるので慣れるまで時間がかかるかもしれない。

Safariのデバッグメニューを有効にしてアラートやSafari 14のタブプレビューを無効にする

下記ターミナルコマンドでSafariのデバッグメニューを有効にすると様々な隠れた機能にアクセス可能だ。

defaults write com.apple.Safari IncludeInternalDebugMenu -bool true

なお、もし上記コマンドを実行してもデバッグメニューが表示されない場合は下記記事を参考に手動でデバッグメニューを有効にしてみよう。

macOS Big Sur/CatalinaのSafariでデバッグメニューを有効にする

管理人の場合はmacOS Big Surでは先ほどのコマンドでデバッグメニューを有効化できたが、macOS Catalinaの場合は先ほどのコマンドだけでは有効にできなかった。

ターミナルコマンド、もしくは手動でデバッグメニューを有効にしてSafariを再起動するとメニューバーに「Debug」というデバッグメニューが現れる。

なお、デバッグメニューのいくつかの項目はSafari 14や近年の比較的新しいSafariでは無効(効果がない)場合がある。

アラートを切る

デバッグメニューが表示されたらクリックして「Supress Alerts」にチェックを付けよう。

以降はSafariで「エネルギーを著しく消費している」という警告は出なくなる(メモリに関しての警告などは無効にできない)。

これはSafariの高速化には直接関係ないが、いちいち警告が表示されるのが鬱陶しいという場合に重宝すると思う。

元に戻す場合は「Suppress Alerts」のチェックを外す。

Safari 14のタブプレビューを無効にする

Safari 14からは新たにタブにポインタを合わせるとタブのプレビューが表示されるようになったが、Safariが食うリソースを減らすためデバッグメニューで無効にしてみよう。

Safari 14のタブプレビューを無効にするにはデバッグメニューから「Tab Features」の項目で「Show Tab Preview on Hover」のチェックを外してSafariを再起動する。

元に戻す場合は再度チェックを付けてSafariを再起動。

Safariの消費リソースを監視する

デバッグメニューで「Show Resource Usage Overlay」にチェックすると常時Safariの消費リソースを監視することが可能だ。

管理人は上記消費リソースの数値の意味を完全に理解できる知識はないが、SafariのCPU使用率やメモリ消費量などの数値をグラフで監視できる。

eGPUを使っている場合はSafariを外部GPU優先にする

もしeGPUを導入している場合はSafariの「情報を見る」のパネルで「外部GPUを優先」にチェックを付けておこう。

なお、Mac mini 2018の場合は特に外部GPUを優先設定にしなくても外部GPUが必ず使用されている。

Safariのキャッシュをクリアする

Safariに限らずブラウザはWebサイトを閲覧するごとにキャッシュが溜まっていく。

古いキャッシュは自動で削除されるが手動でのキャッシュクリアを試してみよう。

まずSafariの環境設定を開く。

「詳細」の項目に移動し画面下部の「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを付ける。

メニューバーに「開発」という項目が追加されるのでクリックし、「キャッシュを空にする」をクリック。

クリアされるのはキャッシュのみでCookieなどは消えない。

DNSキャッシュをクリアする

下記のターミナルコマンドでDNSキャッシュをクリアしてみる。

sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder

High Sierra・Mojaveの場合は下記コマンドを実行する。

sudo killall -HUP mDNSResponder; sleep 2;

コマンドを実行したらMacを再起動。

不要な機能拡張は無効にするかアンインストール

Safariで多数の機能拡張を有効にしているなら、使っていない機能拡張などを無効、可能であればアンインストールする。

DNSサーバーをパブリックDNSに変更する

これはSafariは関係ないがルーターなどの設定でDNSサーバーをプロバイダから提供されたものではなく、下記のようなパブリックDNSに変更するとWebページへの接続速度が改善される場合がある。

提供元プライマリセカンダリ
Google8.8.8.88.8.4.4
Quad99.9.9.9149.112.112.112
OpenDNS Home208.67.222.222208.67.220.220
Cloudflare1.1.1.11.0.0.1
CleanBrowsing185.228.168.9185.228.169.9
Verisign64.6.64.664.6.65.6
Alternate DNS198.101.242.7223.253.163.53
AdGuard DNS176.103.130.130176.103.130.131

個人的なお勧めはCloudflareのパブリックDNS。

ルーターで変更する場合

ルーターでのDNSサーバーの変更は大抵の場合ルーターの設定の「ネームサーバ」や「DNSサーバー」などの項目から行える。

Macで変更する場合

MacでDNSサーバーを変更する場合はまずシステム環境設定の「ネットワーク」の項目を開く。

使用しているネットワーク(イーサネットやWi-Fiなど)を選択して右下の「詳細」をクリック。

「DNS」のタブに移動し「+」ボタンをクリックして「DNSサーバ」の欄にプライマリ及びセカンダリのDNSサーバーを入力して画面右下の「OK」をクリック。

先ほどの画面に戻るので「DNSサーバ」の欄が設定したDNSサーバーに変更されていることを確認したら右下の「適用」をクリックして完了。

まとめ

今後もMac Safariを高速化するTIPSを見つけたら随時更新していく。