MacのメールでWindows向けに添付ファイルを送信するには?

先日、WindowsユーザーにMacメールアプリから画像を添付してメールを送ったところ「画像がメールに貼り付けられていて取り出せない」という返信が来た。

もちろん、送信先のユーザーがメールの画像のスクリーンショットを撮るなどして保存し直せば添付した画像をWindowsに取り込むことはできるが、送信先のユーザーにそのような手間をかけてもらうのも忍びない。

ここではMacのメールアプリでのWindows向けの添付ファイル送信についてまとめる。

プレーンテキストであってもMacメールは画像をインラインイメージとして扱うことがある

Windowsユーザー向けにMacからメールに画像を添付して送信する際はよく「リッチテキスト」ではなく「標準テキスト(プレーンテキスト)」で送るのがいいと言われる(設定の”作成タブ”の”メッセージのフォーマット”という部分で変更可能)。

標準テキストで送るのが好ましいと言われるのはリッチテキストで画像を添付した際は「インラインイメージ」形式になってしまい、Windows側で保存できない場合があるからだ。

しかし、実際のところ「標準テキスト」で送っても添付した画像は結局強制的にインラインイメージになってしまいWindows側で取り出せない問題が起こる場合がある。

画像を添付したメッセージのソース。
標準テキストで送ったにも関わらずContent-Dispositionが「inline」になっている

実際にテストしてもある時は通常の添付ファイルとして扱われたり、ある時はインラインイメージだったりするため、安心とは言えない。

とはいえWindowsユーザーとやり取りするのなら、例え効果がなかったとしても互換性を維持するという意味で「標準テキスト」の設定は有効化しておいた方がいいだろう。

Windows対応の添付ファイルで送る設定もほぼ意味がない

Macのメールで添付ファイルを選択する際、左下に「オプション」と言う項目があり、ここをクリックすると「Windows対応の添付ファイルを送信」という項目が現れる。

この設定を有効化すると文字通りMacのメールはWindows対応の添付ファイルとして送信してくれるが、この設定もほぼ意味がなく実際に僕が送信先から「画像が取り出せない」と言われた際、この設定は有効になっていた。

ただ、こちらの設定もほぼ意味がなかったとしてもチェックを付けておくに越したことはない。

現時点の解決法はZIPファイルで送るしかない

以上のことからMacのメールの設定に関わらず画像を添付ファイルとした場合、Macのメールでは画像を添付ファイルではなくインラインイメージとして扱ってしまうことが非常に多い。

これを完全に避けるには例え1枚だけの画像だったとしてもZIPファイルに圧縮して送るのが一番シンプルで確実な方法と言える。

ZIPファイルを添付したメッセージのソース。
Content-Dispositionがきちんと「attachment(添付ファイル)」になっている。

ZIPファイルで送った場合は確実にインラインではなく「attachment(添付ファイル)」として扱われることを確認している。

メッセージ(メール)のソースを見るには?

本題からは外れるがMacのメールでメッセージのソースを表示するにはソースを見たいメッセージを選択した上でメニューバーの「表示」>「メッセージ」>「ソース」を選ぶ。

送信したメールが「インライン」として扱われているのか「添付ファイル」として扱われているのかを調べるにはメッセージのソースから「Content-Disposition」という項目を探す。

「Content-Disposition」が 「inline」となっているならインライン、「attachment」となっているなら添付ファイルとして扱われている。

まとめ

上記でまとめた点を考慮してMacのメールでWindowsでも画像を取り出せる(保存できる)状態で画像を添付して送りたい場合は以下のように行おう。

  • メッセージのフォーマットは「標準テキスト」に設定する
  • 添付ファイルのオプション欄では「Windows対応の添付ファイルを送信」にチェックを付ける
  • ZIPで圧縮する

上記の項目の2番目までは前述の通り効果があまりない気休め程度の設定であるが、ZIPで圧縮するというのは画像をWindowsユーザーに送る際は必須の項目と言ってもいいかもしれない。

Macのメールは癖があるため、上記のような問題に煩わされたくない場合は「Thunderbird」や「SeaMoneky」と言ったようなサードパーティーのメーラーを使用してもいいかもしれない。