Macで任意のアプリをDockから完全に非表示にする方法

起動中の特定のアプリケーションをDockから完全に非表示にする方法を紹介する。

注意
この方法でDockのアプリケーションを完全に非表示にするとメニューバーにも非表示にしたアプリケーションのメニューは表示されなくなる他、アプリケーションによってはエラーが出て再インストールが必要になることもあるためご注意ください。
本記事の方法を試す場合はあくまで自己責任でお願い致します。

Dockから特定アプリを非表示にする方法 - テキストエディタを使用する場合

以下の作業を始める前に当該アプリケーションは終了させておこう。

1. Atomをダウンロードしておく

まず、この方法を実行するにはエディタが必要なため無料アプリ「Atom」をダウンロードしておこう。

macOSに元から存在する「テキストエディット」でも可能だが、Atomは無料アプリでありながら万能と言えるほど優秀なエディタなのでインストールしておいて損はない。

2. Dockから非表示にしたいアプリケーションのパッケージを開く

続いてDockから非表示にしたいアプリケーションを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックして開く。

3. info.plistファイルをAtomで開く

パッケージの内容を表示して「Contents」フォルダを開くと中に「info.plist」というファイルがあるはずなので右クリックしよう。

「このアプリケーションで開く」からAtomを選択して開こう。

なお、この際に文字化けのような表示になった場合は後述する「Xcodeを使用する場合」を参照して頂きたい。

4. info.plistファイルを編集する

info.plistファイルを開いたら最下部に移動する。

最下部の</dict></plist>の前に下記のコードを挿入して保存する。

<key>LSUIElement</key>
<true/>

5. アプリケーションがDockに表示されなくなったか確認する

改めて当該アプリケーションを起動するとDockにあらかじめアプリケーションを固定している場合を除いて、そのアプリケーションは一切Dockに表示されなくなるはずだ。

Affinity Photoが起動しているにも関わらずDockにAffinity Photoのアイコンが表示されなくなった

これでアプリケーションが起動中でも当該アプリケーションはDockで非表示のままとなる。

6. 元に戻す場合

元に戻す場合は前述の挿入したコードを削除して保存し直す。

Dockから特定アプリを非表示にする方法 - Xcodeを使用する場合

Atomでinfo.plistファイルを開いた際に文字化けのような表示になった場合はXcodeを使用して編集しよう。

1. info.plistファイルをXcodeで開く

まず「info.plist」ファイルを「このアプリケーションで開く」からXcodeを選択して開こう。

2. info.plistファイルを編集する

info.plistファイルを開いたら「information Property List」を右クリック。

「Add Row」をクリック。

「Get Info string」という文字と共にドロップダウンメニューが開くので「Application is agent (UIElement)」をクリック。

「Application is agent (UIElement)」が追加されたら値(Value)の欄に「YES」と入力してエンターキーを押して変更を保存する。

あとは当該アプリがDockで非表示になったか確認してみよう。

3. 元に戻す場合

元に戻す場合は先ほど追加した「Application is agent (UIElement)」のプロパティを削除する。

注意点

注意点としてアプリケーションをDockから非表示にすると冒頭で書いた通り、メニューバーにもそのアプリケーションのメニューは一切表示されなくなり、Command+Qなどのショートカットも無効になるため、そのアプリケーションを終了するにはアクティビティモニタやターミナルのKillコマンドを使用する必要がある。

まとめ

この方法はメニューバーのメニューも非表示になるため、何らかの操作を伴うアプリケーションでは支障が生じるが、例えば「このアプリを常に起動して自動処理を行なっているがDockからは消したい」といった場合に便利だろう。