Macで全てのウィンドウを非表示にしてデスクトップを表示する方法

macOSにはデスクトップを表示する方法としてトラックパッドのジェスチャーやTouch Barのデスクトップボタン、ホットコーナーなど、多数のショートカットが用意されているが、いずれの場合でもウィンドウはあくまで「画面隅に広がる」のみであり、ウィンドウを完全に非表示にした上でデスクトップを表示することはできない。

ここではmacOSでデスクトップを表示するための複数の方法、及び現在開いているウィンドウを全て非表示にしてデスクトップを表示する方法を紹介する。

デスクトップを表示するための複数のショートカット

前述の通りmacOSにはデスクトップを表示するための複数のショートカットが用意されている。

トラックパッドの4本指でのピンチアウト

Magic Trackpad 2やMacBookシリーズを利用しているならデフォルトで親指と3本指をトラックパッド上で広げる(ピンチアウトする)とデスクトップが表示できる。

しかしこの操作はあくまでウィンドウが一時的に画面隅に移動するだけで「非表示」ではない。

画面の隅にはウィンドウの一部が見えている状態である。

F11キー及びホットコーナー

システム環境設定のMission Controlの設定ではデフォルトではF11キーにデスクトップを表示する機能が割り当てられている他、ホットコーナーに「デスクトップ」を設定すればポインタを画面の角いずれかに移動させるとデスクトップを表示可能だ。

しかしこの方法でもウィンドウは非表示にはならず、単純に画面の隅に一時的に移動するだけとなる。

これはTouch Barでのデスクトップ表示ボタンを押した際も同様だ。

完全にウィンドウを非表示にするショートカット

上記で紹介したような「一時的な画面隅へのウィンドウの移動」ではなく完全にウィンドウを非表示にしてデスクトップだけを表示するにはCommand+Option+H+Mキーを押そう。

このショートカットキーはAppleのサポートには記載がないのだが、Command+Option+Hでまずは「アクティブウィンドウ以外のウィンドウを非表示」にし、更にMキーを加えることで「アクティブウィンドウを最小化」という動作を組み合わせて実現されている。

ただし、実験してみた限りCommand+Option+H+Mキーの同時押しは往々にして失敗することがあるため、確実を期すならCommand+Option+Hでアクティブウィンドウ以外を非表示にしたのち、Command+Mキーでアクティブウィンドウをしまうという2段階の操作を実行してもいい。

なお、元に戻す際はメニューバーからアクティブウィンドウのアプリ名(FinderならFinder)から「すべてを表示」をクリックすれば再度隠したウィンドウを表示できる。

その後最小化したアクティブウィンドウをドックから呼び出せば元の状態に戻せる。

残念ながら「すべてを表示」に対してのショートカットキーは現行のmacOSには存在しない。

BetterTouchToolを使う方法

もし「BetterTouchTool(有料アプリ)」を使っているならジェスチャに「すべてのウィンドウを非表示」というアクションを割り当てれば面倒な手順を踏まなくても全ウィンドウの非表示が可能だ。

僕の場合はトラックパッドで「3本指でクリック」を行うと全てのウィンドウが非表示になるように設定している。

BetterTouchToolのトリガーとアクション

BetterTochToolで上記のジェスチャとアクションを設定するにはまずトリガーを「3本指でクリック」に指定。

続いて「ウィンドウインタラクション」にある「すべてのウィンドウを非表示にする」というアクションを割り当てる。

この設定であれば3本指でトラックパッドをクリックすれば一瞬で全ウィンドウを非表示にできる。

なお、元に戻す際のショートカットはBetterTouchToolにもないため、メニューバーから「すべての表示」をクリックしよう。

BetterTouchToolの購入方法や詳しい使い方は以下の記事で解説している。

BetterTouchToolでSafariのタブ一覧表示を無効にする

まとめ

Windowsには「デスクトップだけを表示する」という機能がデフォルトであるのに対してmacOSの「デスクトップを表示」は単純にウィンドウが画面隅に一時的に移動するだけというのは個人的にはユーザービリティ的に劣っているように思う。

次期macOSではCommand+Option+H+MやBetterTouchToolを使った裏技的方法ではなく、もっと簡単にデスクトップだけを完全に表示する方法を提供してほしい。