Dockをデフォルトに戻す方法とDockの設定のバックアップ

ここではMac(macOS)のDockのみをMac購入当初のデフォルト状態(macOS初期値)に戻す方法、及びDockの設定(固定したアプリケーションなど)をバックアップする方法を紹介する。

なお、Dockの大きさのみをデフォルト状態に戻す方法は下記の記事にて解説している。

Mac(macOS)のFinderの表示オプションとDockサイズのデフォルト値

MacのDockを完全なデフォルト(初期値)に戻す方法

下記のコマンドをターミナルで実行すると実行した瞬間にDockが再起動しmacOSの初期値の状態に戻る。

defaults delete com.apple.dock; killall Dock

リセットされる情報は以下の通りであり、Dockに関する設定は何もかも全てデオフォルトに戻る他、Mission Controlの設定もデフォルトに戻る。

  • Dockに固定したアプリケーション
  • Dockの位置(左や右に固定していた場合)
  • Dockの大きさ
  • システム環境設定のDockの設定
  • Mission Controlの設定
Dockリセット前
Dockリセット後

なお、Dockをリセットすると上記画像にもあるように「Keynote」や「Pages」といったデフォルトのDockに存在するアプリケーションを削除していた場合、「?」マークと共にそれらのアプリケーションのアイコンも本体は存在しないもののDockに再び表示される。

Dockの設定をバックアップする方法

Dockに関する設定は下記のフォルダにplistファイルとして保存されている。

~/Library/Preferences/com.apple.dock.plist

フォルダに移動する際はFinder上でCommand+Shift+Gキーを同時押しして「フォルダへ移動」ペインを表示させて移動すると楽だろう。

この「com.apple.dock.plist」というファイルをどこかにバックアップさせておけば例えDockをデフォルトにリセットしたとしても、このファイルを再度このフォルダに上書きすればリセット前のDockの状態に戻すことが可能だ。

ただ、macOSの再インストールなどをした際はバックアップしたplistファイルから復元しようとしても、バックアップしたplistファイルと再インストール後のmacOSとの整合性に齟齬が生じて不具合が出る可能性はある。

Dockの設定をバックアップから復元する方法

バックアップした前述の「com.apple.dock.plist」というファイルからDockの設定を復元するにはバックアップした「com.apple.dock.plist」ファイルを先程のフォルダ(~/Library/Preferences/com.apple.dock.plist)に移動またはコピーして上書きする。

上記のようなウィンドウが出たら「置き換える」をクリックしよう。

ファイルを置き換えたら下記コマンドをターミナルで実行すればDockが再起動し、バックアップしたDockの設定が反映される。

killall Dock
Dockの再起動でバックアップしたDockの設定に戻った

まとめ

Dockの設定のリセットとバックアップは比較的低リスクで行えるトリックのため、「Dockのアイコンなどがおかしいからリセットしたいが、以前のDockの設定は保存しておきたい」といった場合に覚えておくと便利だろう。