キーボードを使わずにハードウェア診断を起動する方法(Intel Macのみ)

通常Intel Macでは起動時・再起動時にDキーを押しっぱなしにすればオフライン・オンラインによるMacのハードウェア診断(Apple Diagnostics)を実行できるが、本記事ではターミナルコマンドで再起動時に自動でハードウェア診断を起動させる方法を紹介。

自動でハードウェア診断を行うためのターミナルコマンド

下記のいずれのコマンドもコマンド実行一回につき効果は一度のみのため、次回起動は通常に起動するので常にハードウェア診断が起動されてしまうということはない。

macOS Big Sur以降

下記コマンドをターミナルで実行するとキーボードに触らなくても自動でハードウェア診断が起動する(あとで手動で再起動する場合は「sudo reboot」は入力しなくてもいい)。

sudo nvram internet-recovery-mode=DiagsModeDisk
sudo reboot

パスワードの入力を求められたら管理者パスワードを入力してエンターキー。

上記コマンド実行した瞬間にMacが再起動し、macOS Big Sur以降ではWi-Fiネットワークを選択する画面が表示される(イーサネットで接続している場合を除く)。

自分のWi-Fiアクセスポイントを選択して接続しよう。

なお、注意点としてルーターのセキュリティがWPA3のみに設定されている場合は例えmacOS起動時は正常にWi-Fiに接続できていたとしてもハードウェア診断の際はパスワードが弾かれることがあるため、その場合はルーターのセキュリティ設定をWPA2に変更しよう。

Wi-Fiネットワークに接続すると上記画面が表示されるので「オフラインで実行」をクリックするとオフラインで、「同意する」を選択するとオンラインでハードウェア診断が行われる。

macOS Catalina以前

オフライン診断

macOS Catalina以前の場合、下記コマンドを実行するとキーボードに触らなくても自動でオフライン(ローカル)のハードウェア診断が起動する(あとで手動で再起動する場合は「sudo reboot」は入力しなくてもいい)。

sudo nvram internet-recovery-mode=DiagsModeDisk
sudo reboot

パスワードの入力を求められたら管理者パスワードを入力してエンターキー。

上記コマンド実行した瞬間にMacが再起動し「Macを検査中」という表示が出てハードウェア診断が行われる。

診断が終わったら再起動しよう。

オンライン診断

macOS Catalina以前の場合、オンラインでハードウェア診断を行うには下記コマンドを実行する。

sudo nvram internet-recovery-mode=DiagsModeNetwork
sudo reboot

パスワードの入力を求められたら管理者パスワードを入力してエンターキー。

上記コマンド実行した瞬間にMacが再起動し、Wi-Fiネットワークを選択する画面が表示され(イーサネット接続の場合を除く)、macOS Big Surの場合と同様に進めれば下記画面が表示される。

あとは「同意する」を選べばオンラインでハードウェア診断が始まる。

正常にハードウェア診断が起動しなかった場合の万が一のコマンド

先ほどのコマンドで、もしハードウェア診断の起動に失敗したり問題が発生した場合はCommand+Option+P+Rキーを押しながらMacを起動してNVRAMをリセットしよう。

NVRAM関連のコマンドは万が一トラブルが起きてもNVRAMをリセットすればほぼ確実に正常な状態に戻る。

まとめ

なお、ハードウェア診断ではなくリカバリーモードやスタートアップマネージャーをターミナルコマンドで起動したい場合は下記記事をご参照頂きたい。

リカバリーモード(macOS復元)に入れない?キーボードを使わずにリカバリーモードで起動する方法(Intel Macのみ) キーボードを使わずにスタートアップマネージャーを表示する方法(Intel Macのみ)