Macの広告ブロッカー(コンテンツブロッカー)はどれがいいのか?

AdBlock、AdGuard、1Blocker、Wiprなど様々な広告ブロッカー(コンテンツブロッカー)をSafariやChromeなどで使ってきた上で、どの広告ブロッカーがMacでは最適なのか、まとめてみたいと思う。

広告ブロッカーを導入することによってほぼ全てのWebサイトが快適に閲覧可能になる他、広告ブロッカーによってはトラッキングなどもブロックしてくれるためプライバシーの危険も回避できる。

なお、広告ブロッカーを紹介するにあたって管理人はいかなる報酬も受け取っていない。

Safariを使用している場合

Wipr

日頃のブラウジングにSafariを使用しているなら250円の有料アプリになるが「Wipr」が最もおすすめである。

Wiprは有料であるものの「ユーザーやブロックした広告の情報を収集しない」と謳っている他、極めて動作が軽くMacのメモリやCPUを著しく消費することもない。

その反面ホワイトリスト機能やユーザーフィルタ機能などはないが、利便性に拘らなければWiprだけ入れておけば間違いがないと言える。

広告ブロック効果も申し分なく、YouTubeやTwitchなどの動画広告も問答無用でブロックしてくれる(Twitchの場合は100%ではない)。

もちろんトラッキング防止機能もある。

Safari版AdGuardはSafari版に限って別途常駐型のアプリケーションをインストールする必要があるため、Safariを使うならAdGuardよりWiprをおすすめする。

Wiprの使い方は以下の記事にて。

AdGuard対抗アプリ?Mac Safari広告ブロッカー「Wipr」を試す

DuckDuckGo Privacy Essentials

なお、有料アプリを使用したくない場合はDuckDuckGoというプライバシー保護を謳う検索エンジンが提供する無料のトラッキング・広告ブロッカー「DuckDuckGo Privacy Essentials」が最もおすすめだ。

また、本アプリにはGoogle Chrome版・Firefox版も存在し、そちらももちろん無料だ。

無料の広告ブロッカーとしては怪しい会社や組織との繋がりもなく最も信頼性が高い。

DuckDuckGo Privacy Essentialsについての詳細及び使い方は以下にて。

プライバシーの危険性を視覚化 DuckDuckGo Privacy Essentials広告・トラッキングブロッカー

ChromeやFirefoxを使用している場合

AdGuard

ChromeやFirefoxを使用しているなら前述した「AdGuard」が無料でも利用でき最もおすすめとなる。

Safari版と違って常駐型のアプリケーションをインストールする必要がないため、Safari版より動作も軽く出来ることも変わらない。

しかも無料でありながらユーザーフィルタ機能などの比較的高度な機能も揃っている。

また、広告ブロッカーの中では最も強力な部類に入り、ほぼ全ての広告が消える。

ただ、AdGuardの欠点、というより不親切な点として「バージョン体系が複雑でわかりにくい」というのがある。

Mac版、Windows版、iOS版、Android版など複数のバージョンがある上にそれぞれに無料版と有料版が存在し、更にバージョンによって機能が違ってくる。

とはいえChromeやFirefox版なら先ほどのリンクから拡張機能版をインストールすれば問題はないだろう。

なお、ユーザーフィルタ機能などの高度な機能が不要であるならGoogle ChromeやFirefoxでDuckDuckGo Privacy Essentialsを使用してもいいだろう。

AdGuardについては以下の記事でバージョン体系などの説明やSafari版ではあるが使い方を解説しているので参考にしてほしい。

AdGuardの紹介とMac Safariでの使い方

複数の広告ブロッカーの併用

ここまでに紹介した広告ブロッカーはいずれも大半の広告をブロックできるが、YouTubeなどの動画配信サービスでは広告ブロッカーをすり抜けて広告が表示されてしまう場合がある。

こういった場合は例えばWiprとDuckDuckGo Privacy Essentials、あるいはDuckDuckGo Privacy EssentialsとAdGuardといったように各ブラウザで広告ブロッカーを併用することをお勧めする。

また、SafariでのAdGuardの使用はアプリが常駐する必要があるため、前述の項目では推奨していないがどうしても消えない広告がある場合はSafariでAdGuardを使用するのも手だ。

もちろん、広告ブロッカーの併用により不具合が出る可能性もあるが広告ブロッカーはそれぞれが独自のフィルタ(広告ブロックの定義ファイル)を持っているため、複数の広告ブロッカーを利用することで広告のブロック率は確実に上がる。

広告ブロックの効果がいまいちだと感じたら他の広告ブロッカーも導入して一度併用してみよう。

Googleアナリティクスオプトアウトアドオンとの併用

トラッキングやプライバシー問題に関心がある人には「Googleアナリティクスオプトアウトアドオン」と呼ばれる拡張機能と広告ブロッカーを組み合わせるのもおすすめだ。

プライバシーを守るためにプライバシー問題で槍玉に挙がることが多いGoogleの拡張機能をインストールするというのも変な話だが、この拡張機能ではブログやサイトでのGoogleアナリティクスによるアクセス解析をブロックしてくれる。

対応ブラウザはInternet Explorer 11、Safari、Google Chrome、Firefox、Operaであり、特に設定などは必要なくインストールするだけで機能する

Googleアナリティクスは多くのブログやサイトで使用されているため、これを入れるだけでほとんどのブログやサイトで解析されなくなるだろう。

なお当ブログはGoogleアナリティクスなどによるアクセス解析は行っていない。

このアドオンと広告ブロッカーを組み合わせればトラッキングを含めてユーザーデータの収集の防止という意味で役立つ。

まとめ

MacはWindowsと比べると広告ブロッカーの選択肢が少ないが個人的には「Wipr」か「DuckDuckGo Privacy Essentials」あるいは「AdGuard」を選べば間違いないと言える。

AdGuardと同じくユーザー数が多いAdBlockは動作が重くなったり、同じくユーザー数の多い1Blockerは言語が英語でインターフェースがわかりにくい上に高機能版は有料だったりするため、現状では有料なら「Wipr」、無料なら「AdGuard」「DuckDuckGo Privacy Essentials」が安定していて使いやすくおすすめだ。