M1 Mac miniを注文した。Mac mini 2018から移行した理由

画像出典 Apple

ここ数週間散々悩んだ末、現在使用しているMac mini 2018 (Core i7 RAM 32GB)からM1 Mac mini(16GB RAM/SSD 512GB)への移行を決意し、2月21日に注文を済ませた。

Apple M1 Mac miniが発売された時は最大メモリが16GBであること、そしてグラフィックス能力に関しては現在使用しているBlackmagic eGPU Radeon Pro 580 VRAM 8GBの方がM1チップの8コアGPUより多少高性能であり、M1 Mac miniへの移行はスペックダウンと考えたため見送った経緯がある。

ここではM1 Mac miniの購入を決意するまでの経緯を書いていきたいと思う。

なお、MacBook AirやProではないのはコロナにより仕事の打ち合わせもミーティングもほぼオンラインになり、趣味であった写真撮影も全くといっていいほど行かなくなりデスクトップ環境が現在一番効率的だと判断したため(加えてMac miniは本体もAppleCare+も安い)。

Mac mini 2018からM1 Mac miniへの移行を決意した理由

当ブログのApple Silicon Macに関する情報の不足と新型iMacが春ではなく秋に遅れたというリーク

M1 Mac miniに移行した一番の理由は当ブログのApple Silicon関係の情報不足と新型iMacのリリースが遅れる可能性があるという、リーク情報(リークというより噂と言った方が正確かもしれない)だ。

僕はApple Silicon Macを購入するなら新型iMacが出てからと考えていたのだが、この情報によって少々興が削がれてしまった。

画像出典 NOTEBOOK CHECK

僕は普段Apple製品の噂はチェックはしているが所詮噂の域を出ないため、本来であればこういった噂はあまり重要視しないのだが、よくよく考えるとこれまでのiMacのリリーススケジュールを踏まえた場合、確かに春に新型iMacがリリースされる可能性はかなり低いのではないかと感じた。

過去のiMacのリリース情報を調べたところ3月や4月に新型iMacが発表されたことはこの11年間では一度もない(サイレントアップデート・マイナーアップデートを除く)。

また、Intel iMacが最後に発売されたのが2020年の8月であるため、このタイミングで新型iMacを出すというのも少々考えにくい。

そもそも3月にAppleイベントがあるという確定した情報も現時点ではないのだ(3月16日にあるという噂はこれまた噂によって否定されたため、確かな事は最早何もわからない)。

仮に新型iMacがリリースされたとしても24インチで、27インチの後継はこのタイミングではリリースされないのではないか(僕が狙っていた新型iMacは27インチや噂されていた32インチの大型モデルだ)。

加えて僕はPS5を購入する予定(抽選には落ち続けているが)であり、その場合、iMacを購入したら現在のディスプレイ環境を大幅に変更する必要があるため、快適な作業環境の構築が大変・面倒というのもある。

更に現在当ブログでは650以上の記事が存在し、そのうち250記事ほどがApple Silicon Macに関しての情報が不足しているため、これ以上いつ出るかわからない新型iMacを待つよりは記事を信頼性の高いものにするためにも、さっさとM1 Macを買った方がいいと判断した。

M1の異常ともいえる性能と発熱の低さ

Geekbench 5 CPUマルチコア
画像出典 Geekbench
Geekbench 5 CPUシングルコア
画像出典 Geekbench

M1チップのフルスペックは8コアCPU・8コアGPU・16コアNeural Engineであるが、現在使用しているMac mini 2018(Core i7 8700B)をシングルコア・マルチコア両方で打ち負かしている(シングルコアパフォーマンスだけで言えばiMac 5K 2020のCore i9 10700や10910をも超えている)。

また、Mac mini 2018はとにかくCPUの発熱が酷く、ちょっとした作業でも70度から80度、重い作業では100度に達しファンノイズもかなり大きい。

Mac mini 2018を導入してから夏場の室温が酷いため、性能がCore i7 8700Bより上であり、ワットパフォーマンスが良く発熱も劇的に低いM1 Mac miniを導入することで発熱の心配はほぼなくなる。

ユニファイドメモリとなったことで従来のメモリの常識はあまり通用しないらしいという情報

またM1のスペックで一番懸念した「M1は最大メモリが16GB」という点については海外の記事やYouTube動画など、多数のサイトのベンチマークや使用感などを拝読・拝聴した結果、当然メモリ16GBで重い作業をさせるとスワップが発生するが「体感としてはメモリ32GBを搭載したIntel Macと比べても問題がない」とする意見が多く、16GBあれば十分そうだと判断した。

メモリに関しての使用感やベンチマークについては下記YouTube動画が非常にわかりやすかった。

上記動画では8GBと16GBではLightroom Classicなどでの編集やGoogle Chromeで多数のタブを開いた際にその差が現れているものの、バックグラウンドでLogicやFinal Cut Proなどの多数のアプリを開いた状態であり、そういった高負荷環境においても8GBモデルでも比較的健闘していることが見て取れる。

僕は動画は畑違いのため動画編集などは行わず、Affinity、ライティング、コーディングを快適に出来る環境があれば良いため、最大メモリ16GBでも作業に影響はほぼないだろう。

ユニファイドメモリとなったことで以前までのMacでのメモリの挙動に関しては認識を改める必要があるのかもしれない。

Mac mini 2018 RAM 32GBのメモリ使用量

なお、Intel Macの場合は例え動画編集などをしなくても僕の用途では16GBでは全く足りず、Mac mini 2018のメモリを32GBまで自分で増設したという経緯がある。

また、VRAMやグラフィクスパフォーマンスに関しても現在使用しているBlackmagic eGPUは8GBの独立したVRAMを搭載しており、ベンチマーク上ではM1のグラフィックスパフォーマンスも上回っているが、M1 Mac miniでも6Kディスプレイ(Apple Pro Display XDR)を使用して軽快に動作するようで、VRAMやグラフィックスパフォーマンスについてもあまり不安視することはないと判断。

eGPUの運用に疲れた

画像出典 Apple

以前もeGPUに対する不満点を記事にしたことがあるのだが、eGPUの運用はとにかく手間がかかり、ソフトウェアアップデートの度に接続を解除したり、うっかりThunderboltケーブルを触ってしまった際にeGPUの接続が解除され、ウィンドウや解像度が滅茶苦茶になるということも何度も経験し、いい加減疲れてしまった。

eGPUからの脱却計画を立てる(eGPUへの不満)

かといってeGPUを使用しなければIntelの内蔵グラフィックスを使うことになり、普段使用している3008x1692の擬似解像度ではまともに作業が出来ず、だからといって擬似解像度は正直これ以上落としたくない。

M1 Mac miniのグラフィックスパフォーマンスがeGPUに劣るとしても、前述のように6Kも問題ないようであるし(3008x1692の擬似解像度は6Kと同等の負荷がかかる)、仮に多少パフォーマンスが低下してもeGPUの手間のかかる運用を考えた場合、それくらいのトレードオフは許容できる。

参考までに現在使用しているeGPU(Radeon Pro 580 VRAM 8GB)及びIntel UHD 630(内蔵グラフィックス)のGeekbench 5のスコアは下記(OpenCL)。

GeekbenchのサイトでApple M1のグラフィックスパフォーマンスを調べると大体OpenCLで19000前後なので現在使用しているeGPUの方がやはり性能は高いが、CPU内蔵グラフィックスと比較するとおよそ4倍近いパフォーマンスとなる。

M1 Mac miniへの移行後について

M1 Mac miniが届いた場合、まず完全な環境を整えるのに1〜2日、そして既存の記事をM1 Mac mini環境で検証しリライト・修正するのにかなりの期間かかると思われるため、M1 Mac mini到着後もレビューやベンチマークなどの記事はいつになるかわからないためご了承頂きたい。

また、メインMacとしての役割を終えるMac mini 2018はBoot CampやParallels DesktopでWindowsマシンとして使うか実験機とする予定だ。