Valve/SteamはMacを見捨てたのだろうか?

2019年10月5日追記
2019年10月4日にSteamクライアントは正式に64bitに対応しました。

既に以前の記事でお伝えした通りmacOS Catalinaでは32bitアプリケーションのサポートが終了し64bitアプリケーションしか動作しなくなる。

しかし一定数のMacユーザーが存在するPCゲーミングプラットフォーム「Steam」は未だにベータ版以外では64bitをサポートしておらず、クライアントアプリだけでなく多くのゲームも32bitのままだ。

Steamは9月30日時点の最新バージョンでも64bit未対応

MacRumorsによればmacOS Catalinaのリリースは10月4日という噂が囁かれており、それまでにSteamアプリが正式に64bitをサポートしなければmacOS Catalinaユーザーはベータ版Steam以外ではSteamを起動することができず、ゲームだけではなくクライアントの機能も一切使用できなくなる。

Steamを利用したければユーザー側がCatalinaにアップデートしなければいい話だが、僕はWindowsを使っていた時からOSは常に最新バージョンを使用してきた。

SteamのためだけにmacOS Catalinaにアップデートしないというのは最新のOSをいち早く使いたい僕にとっては取りたくない選択肢だ。

更にこれからMacを購入した場合は必然的にmacOS Catalinaがプリインストールされると思われるため、最新のMacを購入した際はそもそもSteamが動かない。

前述の通りゲーム側も32bitのままのものが多いためSteamクライアントだけが64bit対応を果たしても意味はないと言えるが、Steamという巨大なプラットフォームを運営しているのならクライアントだけでも正式な64bit対応を果たしてほしい。

Catalinaリリース目前であるのに未だにSteamクライアントがベータ版しか64bitに対応していないというのは少々遅すぎる。

Epic Games Launcherは64bit対応済み

例えばFortniteなどのAAA級タイトルを筆頭に様々なゲームを配信しているEpic Gameのクライントアプリケーションである「Epic Games Launcher」はかなり前に既に完全な64bit対応を果たしている。

SteamはEpic Games Launcherより遥かに大きなゲーミングプラットフォームであり、その存在はゲーマー以外にも知られているほどなのに正式な64bit対応を未だに果たしていないというのはゲーム業界の巨人としてどうなのかと思ってしまう。

Steamを運営するValve社にはユーザー数が少ないとはいえmacOSのサポートもきちんと行なってほしい。

なお、自分の使用しているアプリケーションが64bit対応かどうかは「Go64」という無料アプリで簡単にスキャンが可能なのでmacOS Catalinaを導入予定の人はインストールする前に”必ず”確認を行おう。

macOSのアプリケーションを自動スキャンし64bit非対応のアプリケーションをリストアップしてくれる「Go64」

macOS Catalina恐らくAppleにとってもユーザーにとっても一つのターニングポイントであり、Appleが長年徐々に進めてきた「完全64bit化」がついに果たされるOSだ。

32bitというある意味「macOSの一つの時代が終わる」のでValve社には早急なアップデートを望みたい。