ワンクリックで「フォルダへ移動」を実行するショートカットを作る

当ブログでは度々Finder>移動>フォルダへ移動、もしくはCommand+Shift+Gで実行できる「フォルダへ移動(フォルダの場所を入力)」という機能を特定フォルダへアクセスする際に紹介している。

ただ、あまりに「フォルダへ移動」というアクションを多用しすぎて物臭な僕は段々メニューバーをクリックしたりキーボードショートカットを実行するのが面倒になってしまった。

「フォルダの場所を入力」というペインを表示させるまでを全て自動化

そこで「フォルダへ移動」をどのような場面でもワンクリックで実行できるショートカットをApple Scriptで作った(作ったというほど大袈裟なものではないが)ので作り方を紹介する。

なお、あくまで「フォルダの場所を入力」というペインを表示させるための簡略化であり、特定フォルダへの場所を自動入力するわけではない。

「フォルダへ移動」の問題点

Finderの移動メニューの問題点はデスクトップ、もしくはFinderがアクティブ状態でないと使用できないという点だ。

Command+Shift+Gがキーボードショートカットではあるが、例えばブラウザを開いている時に「フォルダへ移動」を実行したくても一度デスクトップをクリックするかFinderをアクティブにする必要がある。

「フォルダへ移動」のショートカットの作り方

スクリプトエディタにスクリプトを貼り付ける

まずSpotlightなどで「スクリプトエディタ」などと検索してスクリプトエディタを起動しよう。

起動したら左下の「新規書類」をクリック。

入力画面に下記スクリプトを貼り付ける。

tell application "System Events"
	tell process "Finder"
		set frontmost to true
		click menu item "フォルダへ移動…" of menu "移動" of menu bar 1
	end tell
end tell

このスクリプトでやっていることは下記のようになる。

  1. Finderを最前面に表示
  2. メニューバーの「移動」をクリック
  3. 「フォルダへ移動」をクリック
  4. 終了

通常はマウスやキーボードショートカットで行う上記一連の手順を自動化している。

スクリプトを実行して確認し、アプリケーションとして保存

先ほどのスクリプトを貼り付けたら「再生ボタン」をクリックして実行してみよう。

エラーが出ずに無事に「フォルダへ移動」のメニューが表示されたらファイルメニューから「保存」しよう。

この際、ファイルの種類を「アプリケーション」に指定して保存しよう。

なお、名前(今回は「フォルダへ移動」という名前)や保存場所はどこでも構わないが、アプリケーションとして書き出すからにはアプリケーションフォルダに保存するのがいいだろう。

アクセシビリティ権限を付与する

作成したスクリプトがアプリケーションとして保存されたのでダブルクリックして実行してみよう。

実行すると警告が出るが「OK」をクリック。

エラーが出るのでシステム環境設定の「セキュリティとプライバシー」を開こう。

「プライバシー」のタブに移動し鍵アイコンをクリックしてロックを解除し、「アクセシビリティ」の項目で「スクリプトエディタ」と今回作ったアプリケーションを追加しよう。

この設定が必要なのは初回起動時のみで以降は警告は表示されない。

アプリケーションをDockに追加するなどして完成

以上で作成したスクリプト(アプリケーション)の実行が可能になったため、あとはDockに追加するなりデスクトップに置くなりすれば、どのようなアプリケーション上であっても作成したスクリプトを実行するだけで瞬時に「フォルダの場所を入力」というペインを表示可能になる。

まとめ

「フォルダへ移動」という項目を多用する場合、ターミナルで該当フォルダを開くコマンドなどを実行してもいいが、Apple Scriptでショートカットを作りDockやデスクトップに固定する方が遥かに楽なので「フォルダへ移動」の実行を面倒に感じているなら上記方法を試してほしい。

なお、管理人は今後はこのショートカットを使用するつもりだが、記事に訪問する人全員にこのショートカットの作り方を説明するのは却って混乱を招くため、今後の記事においても「フォルダへ移動」の説明は従来通り「メニューバー」及び「Command+Shift+G」を例にして解説していく。