MacのAirPodsの音質が著しく悪い場合の対処法

現在のmacOSではCatalina、Big Sur共にMacにAirPodsを接続した際にマイク入力がAirPodsのマイク入力に切り替わるのだが、この際、バグによりAirPodsの出力が本来の2ch 32bitから1ch 16bitへ落ちて音質が悪くなる場合があるため、対処法を紹介する。

本記事の対処法はRedditのGamerDude290氏の投稿を参考にした。

MacでのAirPodsの音質改善方法

1. Hammerspoonをダウンロード

まず上記ボタンからGitHubのHammerspoonのダウンロードページに飛ぶ。

HammerspoonのZIPファイルをダウンロード。

2. Hammerspoonを起動しコンフィグファイルにコードを記述する

Hammerspoonを起動するとメニューバーにアイコンが表示されるので「Open Config」をクリック。

なお、Configファイルを編集するにはAtomという無料アプリがおすすめだ。

コンフィグファイルを開いたら下記コードをコピペする。

lastSetDeviceTime = os.time()
lastInputDevice = nil

function audioDeviceChanged(arg)
    if arg == 'dev#' or arg == 'dOut' then
        lastSetDeviceTime = os.time()
    elseif arg == 'dIn ' and os.time() - lastSetDeviceTime < 2 then
        inputDevice = hs.audiodevice.defaultInputDevice()
        if inputDevice:transportType() == 'Bluetooth' then
            internalMic = lastInputDevice or hs.audiodevice.findInputByName('Built-in Microphone')
            internalMic:setDefaultInputDevice()
        end
    end
    if hs.audiodevice.defaultInputDevice():transportType() ~= 'Bluetooth' then
        lastInputDevice = hs.audiodevice.defaultInputDevice()
    end
end

hs.audiodevice.watcher.setCallback(audioDeviceChanged)
hs.audiodevice.watcher.start()

コードを貼り付けたらファイルを保存する。

3. ConfigファイルをリロードしてAirPodsを再接続する

コンフィグファイルを保存したら再度Hammerspoonのアイコンをクリック。

「Reload Config」をクリックしたのち、AirPodsを接続解除し再度接続する。

再度AirPodsを接続し直せばマイク入力がAirPodsの入力に自動で切り替わることがなくなり、音質が本来の2ch 32bit出力になるので音楽や動画を再生して音質が向上した(本来の音質に戻った)ことを確認して完了だ。

元に戻す場合はコンフィグファイルの記述を削除して再度コンフィグファイルをリロードするか、Hammerspoonを終了させる。

AirPodsのマイク入力を使用したい場合はサウンド設定でAirPodsをクリックし、入力をAirPodsに戻す

また、この対処法はマイク入力がAirPodsに自動で切り替わらなくなるため、AirPodsのマイク入力を使用したい場合はシステム環境設定の「サウンド」の設定の「入力」でAirPodsをクリックしてマイク入力をAirPodsに戻そう。

まとめ

近年のAppleのソフトウェアはクオリティの低下が著しく、細かなバグが多数存在する。

もしAirPodsを接続した際の音質が悪いと感じたら上記手順を試してみてほしい。