Blackmagic eGPUのトラブルの原因はブラウザとGPUアクセラレーション?

Blackmagic eGPU(Radeon Pro 580)を購入してからフリーズ及びモニタのDisplayPort出力を見失う現象が起きていたが、原因が(恐らく)判明したので書いておこう。

※2019年5月27日追記:管理人の環境でのフリーズは、依然として完全な解決には至っていないものの2019年5月13日のMojave 10.14.5のアップデートにおいて著しく頻度は減りました

フリーズが発生している方で10.14.5のソフトウェアアップデートがまだの場合はお試しください。

症状と解決法

フリーズ

まずBlackmagic eGPUにて最初に遭遇したトラブルはフリーズである。

具体的に言うと動画を小画面で再生している最中やWebブラウズ中に、突如としてOS全体の反応が鈍くなり、全ての動作がスローモーションのようになって再起動やシステム終了をしようとしても固まってしまうというものだ。

長らくこの症状の原因がわからなかったが、原因は”Safari””Chrome”などのブラウザを起動した状態で動画再生などのGPUアクセラレーションが有効になったアプリを使用することだった。

詳しいメカニズムは不明だが、eGPU使用時にWebブラウザのSafariやChromeを起動している状態で動画再生などGPUアクセラレーションを使うアプリを使用すると稀にOS全体がスローモーションになったあとフリーズするようだ。

この問題を回避するには動画再生などGPUアクセラレーションを使うアプリの使用をやめるか、そういったアプリを使う際はブラウザを終了させることだが現実的ではないし、ユーザービリティが著しく制限されるため、フリーズが発生したらMacからThunderbolt 3ケーブルを抜きeGPUを強制的に接続解除して、Macにディスプレイケーブルを繋ぎ直して再起動をした後、再びeGPUを接続させるのが手っ取り早い。

MacBookなどのディスプレイ付きMacならeGPU強制接続解除→繋ぎ直しで再びeGPUが使用可能になるはずだ。

フリーズが発生しても、eGPUの接続を強制解除しMac miniなどはディスプレイのケーブル繋ぎ直し、MacBookなどなら単純にeGPUをMac本体に繋ぎ直せばOSは正常に動き出し、再起動も問題なくできるようになる場合が多い。

フリーズの根本的な解消法は現時点では僕は発見できておらず、将来のmacOSのアップデートに期待するしかない。

モニタのDisplayPortを特定の条件下で見失う

次に遭遇したトラブルは”PS4の電源を入れる””風呂場の電気をつける”といった特定の条件下でUSB-C>DisplayPort変換ケーブルで接続しているモニターが信号を見失うというものだ。

こうなった場合、DisplayPortケーブルを抜き差しすると復帰するが長らく原因は不明だった。

色々検証してみたところ、風呂場の電気をつけるとモニターの信号を見失う現象に関してはMiyoshi製のUSB-C>DisplayPortケーブルが原因だった。

新たにj5 Create製のUSB-C>DisplayPortケーブルを購入してケーブルを変更したところ、風呂場の電気をつけるとモニターの信号を見失う現象は解消した。

ただ、依然としてPS4の電源をつけるとたまにモニターの信号を見失う現象は続いているので、こちらの問題はケーブルが原因ではなく、PS4の電力消費の影響でBlackmagic eGPUの電力供給が不安定になっているのかもしれない。

まとめ

eGPUは海外でも日本でも様々な人がトラブルを経験しているようだが、僕自身が2ヶ月近く使用して感じたことは、”egpuはとても繊細な機器である”ということだ。

GPUアクセラレーションに伴うフリーズにしろ、モニタの信号が不安定になる問題にしろ、eGPUは使用するソフトウェアや接続している機器の電力消費や他の電子機器が発するノイズに対して非常に敏感であるということの表れだろう。

eGPUでトラブルが起きている人は、フリーズする場合は使用しているソフトウェアの見直しを行い、モニタの信号に問題がある場合はモニターと接続しているケーブルを変更したり、自宅のコンセントに繋いでいる機器を確かめ、電力消費が多い機器はeGPUと同じコンセントには繋がないことが重要だ。