macOSのフィードバックアシスタントは削除してはいけない

macOSではデベロッパーベータ・パブリックベータを利用すると自動的に「フィードバックアシスタント」というアプリがDockに追加され、ユーザーはベータ版を利用中に気づいたバグや問題点などをこのアプリからAppleに送信(フィードバック)することが可能だ。

しかしこのフィードバックアシスタントはベータからオプトアウト(利用停止)してもアンインストールされるわけではなく、正式版のmacOSに戻したあとにも依然としてDockに表示されたままになる。

結論から言えばこのフィードバックアシスタントはmacOSのコアサービスの一つであるため削除してはいけない。

フィードバックアシスタントは正式版のmacOSにも存在する

フィードバックアシスタントは正式版のmacOSにも存在するアプリで、ベータ・正式版問わず全てのMacにフィードバックアシスタントが存在する。

一度もベータをインストールしたことがないサブのMacBook Pro 13 Mid 2019でもフィードバックアシスタントが存在している

試しに下記のパスをFinder>移動から入力してみると正式版でもフィードバックアシスタントがインストールされていることがわかるはずだ。

/System/Library/CoreServices/Applications/Feedback Assistant.app

macOSのベータを利用した際にフィードバックアシスタントが起動するのはベータの利用でフィードバックアシスタントがアクティブになるからであり、このアプリは正式版でも隠れた状態でインストールされている。

ベータからオプトアウトしたらDockから削除するだけで構わない

ベータからオプトアウトして、正式版のmacOSに戻してもフィードバックアシスタントはDockに表示されたままになるが、単純にDockのアイコンを右クリックして「Dockに追加」のチェックを外せばDockから消える。

前述の通りフィードバックアシスタントはmacOSのコアサービスの一つであるため、Dockからの削除に留めておき、フィードバックアシスタント自体のアンインストールはしてはいけない。

フィードバックアシスタントを削除してしまった場合

もしフィードバックアシスタントを削除してしまった場合(通常は保護されているため簡単に削除できないようになっているが)、フィードバックアシスタントアプリの単独ダウンロードはできないためmacOSの上書きインストールを行ってフィードバックアシスタントを復活させよう。

macOSの上書きインストールはCommand+Rキーでリカバリーモードで起動し、「macOSを再インストール」を実行すれば可能だ。

あくまで上書きインストールであるためユーザデータが消去される心配はない。

なお、フィードバックアシスタントはオンラインバージョンもあるため、フィードバックアシスタントを削除しても下記のリンクからオンラインバージョンを利用してバグレポートなどを送信することもできる。

CHECK

オンラインバージョンと言ってもアプリ版とほぼインターフェースや使い方は同じだ。

まとめ

恥ずかしい話だが、僕はフィードバックアシスタントはベータのインストールと共に新たにインストールされるアプリだと勘違いしていたため、危うくフィードバックアシスタントを削除してしまうところだった。

コアサービスの一つと言ってもフィードバックアシスタントは他のコアサービスと比べると削除してもmacOSのシステムに深刻な影響を与えることはないと思われるが、正式版のmacOSにも存在するアプリである以上、削除しない方が賢明だろう。